好きな話題の新着ニュースは「google アラート」でモニタリング

ウェブ上にある面白い新着コンテンツをGoogleがあなたに代わってモニターしてくれる「Google アラート」。Googleアカウントさえ持っていれば今すぐにでも利用できるその方法と活用シーンを解説します。

検索大手のGoogleで「Google アラート」という便利なサービスを今さらながら見つけました(このサービス自体は日本では2005年からあるようです)。好きな検索ワードを設定しておくことで、ウェブ上に新しい話題が見つかったらメールでお知らせしてくれるというものです。設定も簡単で、SNSを全然やらない筆者にとっては「まさにこんなの欲しかったんです」と思わせてくれる機能です。見つけて依頼、仕事の情報をキャッチするのに重宝しています。そこで今回は、このGoogle アラートの使い方や利用シーンを解説したいと思います。

設定は「秒」で済みます

使い方はとても簡単です。

1.Google アラート
にアクセスする(Googleにログインしていない方はログインする)
2.検索欄にモニターしたいワードを入力
3.「アラートを作成」ボタンを押す

はい、本当にたったこれだけなんです。

詳細設定も見てみよう

「アラートを作成」ボタンの右に「オプション」もあります。
オプションでは上記の通り、

・頻度
・ソース
・言語
・地域
・件数
・配信先

などが選べるようになっています。自分の利用状況に応じて自由に設定してみましょう。特に頻度は、情報のヒット量に応じてカスタムしてみましょう。たまにしか出ない情報をすかさずキャッチしたいなら、迷わず「その都度」がおすすめです。

配信先で選べる「RSSフィード」って何?

「配信先」の項目にある「RSS」がよくわからない方もいるかもしれません。これは、Google アラートにてメールでアラートを受け取る代わりに、「RSS」というニュースフィード形式で受信することを意味します。RSSフィードにすることでそのアラートに独自のURLが発行されます。そのURLを「RSSリーダー」という専用のソフトやアドオンに読み込ませることで、情報を閲覧できるようになるのです。

SNSやスマホがない時代はよく利用されたRSSフィードですが、今となってはニッチなスタイルとも言えます。Google アラートを利用の際は、通常はメールアドレスでのアラート受信でよいと思います。(ちなみに、筆者はいまだにRSSリーダーで情報取得をしている旧タイプネットユーザーの1人です)

どんな風に使うと便利?

使い方が把握できたところで、最後に活用シーンを考えてみました。

好きなミュージシャンやスポーツチームの「ファン活」に

まずはファン活動のためのGoogle アラート利用法です。好きなミュージシャンやスポーツチームなどの情報をモニターすることで、それらの最新情報を得ることができます。最近のファンコミュニケーションはSNSが当たり前になっていますが、それでもまだSNSをやらない・やりたくない人もいると思います。そんな方はぜひ、このGoogle アラートで情報をキャッチしてみてはどうでしょうか。

自社サービスや商品のニュースをいち早くキャッチ

自社の会社名やサービス・商品名などをモニターし、すかさず情報をキャッチすればネクストアクションにつなげるヒントを得ることだってできます。逆にベンチマークしている他社のサービスや商品のニュースをチェックする方法でもよいと思います。

実際、筆者も職場においてこのGoogle アラートを積極的に利用しています。会社の個人アドレスにアラートを登録することで、業務中にのみそれらを目にすることになり、結果的にプライベートとビジネスとで情報取得のすみ分けも実現できています。

流行や新技術の動向を見逃さない

新しいテクノロジーや世界のトレンドを学びたいという場合には、常にアップデートされる最新情報や動向を見逃さないというのも大切です。勉強したもののその説はすでに覆っていた、なんてことにならないようにGoogle アラートに目を光らせてもらっておくと安心ですよね。

メールなら見やすいかも。職場でのSNS閲覧の気まずさを回避

仕事中にスマホでSNSを開くのは気が引ける、という方もいると思います。そこで、ほしい情報をGoogle アラートによるメール受信にしておけば、スマホでSNSの画面を開いているよりかは幾分か気まずさをやわらげられることでしょう。

効率よく情報をキャッチ!

Googleアカウントがあればすぐにでも使えます。設定も上述のとおりとても簡単なので、あんな情報やこんな情報をぜひモニターして、情報取得をより効率よく行ってみてください。

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うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身後、WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターキャラクターの中の人までこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き。