見た目は完全に岩石!富士山で売ってる「富士の石」はどんな味?

富士山の溶岩にそっくりなヘンなお菓子があるのをごぞんじですか?
思わず買ってはみたものの、食べ方がイマイチわからない。というわけで、食べ方を研究してみました!

このところ、世界遺産に登録されることが確実となったこともあり、富士山への注目度が高くなっている。
そして富士山が山開きとなる7月1日が間近に迫っているということで、今回はちょっと変わった富士山のおみやげ「富士の石」に注目してみた。
「富士の石」はお菓子なのに、岩に似すぎていることで有名。
富士山五合目で売られているけど、「富士五湖.TV」のネット通販で購入できるとのことで3個をお取り寄せ。

届いた箱を開けてみると、入っていたのはまさに”“(笑)。
透明フィルムの包みを開けると、気泡がたくさんある見た目や触り心地は、まさに溶岩! 1個で260gと、ズッシリした重さも”岩”な感じ。

まずは、どれだけ岩っぽいのか検証してみた!

とりあえず玄関先に置いてみた。おお~、まったく違和感がない。
次に、近所の神社に持っていっても・・・

「突然ですが問題です。ここにお菓子が3つあります。さて、どれでしょう?」こんなクイズが成り立つくらい違和感がない!

気になる味の方はというと?

でもコレ、お菓子だからな。このまま遊んでいてもどうにもならないので、食べられる大きさに砕くことにしよう。
外に置いちゃったので、表面を軽く削ってきれいにして、ハサミをひと刺し・・・

か、硬い。ハサミが突き刺さったまま、このような状態に。

何とか砕いて”岩”を”“にしてみた。コレならかじれるでしょ。
まずは5歳の息子に、ひとつすすめてみた。

「うん、結構おいしい。でも、もうイイや・・・」
黒糖っぽい味わいだから、おいしいはおいしいんだけど、全部を素のままで食べるのはね・・・。
角砂糖のような使い方はできるのかな?

コーヒーに入れてみると意外とあっさり溶けた。お客さんが来たときに出したらウケるかも。
でもこの方法じゃ、なかなか消費できないよね。で、砂糖を大量に使うものといったら・・・お菓子!

「富士の石」でクレームブリュレを作ってみました!

もちろんクレームブリュレに使う砂糖は、全部”富士の石”で代用。”石”のままでは大きいので、”“状に砕いてから使うことに。

名付けて「富士の砂ブリュレ」。

コレなら息子も大満足! ”石”をかじったときの反応とは大違いです。
富士山に行く予定がある人は、おみやげに「富士の石」をぜひ!
富士山周辺から逸品を通信販売

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牛島義之(うしじまよしゆき)

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーランスとして独立。以降、アウトドアをはじめ、遊びにまつわる数々の原稿を雑誌やWEBサイトにて執筆している。 ⇒今日も明日も『ゆる~い生活』