Facebookにアクセスすると、トップページの右側に「◯◯さんもいいね!と言っています」という表示つきの広告が出ることがありますよね。
Facebookでは、Facebookページや投稿記事、広告などに「いいね!」をつけると、”ソーシャル広告”として、上記のようにユーザーの名前が表示されることがあります。
公開範囲は友達に限られますが、自分が何に「いいね!」をつけたか、いちいち友達に知られてしまうのはちょっと・・・と思う人もいるのではないでしょうか。
それだけならまだしも、「いいね!」をつけた記事(例・読み手を感動させるような、いい話や泣ける話)が実は悪質サイトによるもので、悪質サイトは「いいね!」をたくさん集めたのち、内容を差し替えてしまうケースも。
つまり、知らないうちに、見た覚えもない広告に自分の名前が使われてしまう恐れがあるのです!
えーー、そんなの嫌!と思いますよね。でも、大丈夫。広告に自分の名前が使われないよう、設定することができます。
自分の名前を広告に表示させないように設定
方法は簡単。
- Facebookのホーム画面右上にある、歯車のマークをクリックし、プルダウンメニューから「アカウント設定」を選択。
- ページ左側のメニューから「広告」をクリック。
- 「ソーシャル広告の表示」という項目の右側にある「編集」ボタンをクリック。
- 「自分に関するソーシャルコンテンツの公開範囲」の右にあるプルダウンメニューをクリックして「非公開」を選択し、「変更を保存」ボタンをクリック。
これで設定は完了です。
「外部広告」も念のため非表示に
「ソーシャル広告の表示」の上に「外部サイト」という項目もあります。
ここでは、将来的にFacebookが外部アプリケーションや広告ネットワークにユーザーの名前や写真を使用することが可能となったときに、あなたの名前を表示させるか否かを設定できます(外部サイトとはいえ誰もが見られるわけではないようです)。
今現在は導入されていないシステムですが、もし気になる場合は、ここも「非公開」に設定しておくといいかもしれません。
ニュースフィードに流れてくる広告には設定は適用されない
これで気兼ねなく広告に「いいね!」ができる!・・・と思ったかもしれませんが、実は注意したい点があります。
それは、「非表示」に設定しても、ニュースフィードに流れてくるスポンサー記事には適用されないことがある、ということ。
スポンサー記事とは、Facebookに広告料を払っている企業や店、個人などによる広告記事のことです。
パッと見では、友達が誰かしらの投稿に対して新しく「いいね!」をした風なのですが、よく見ると、右下に「広告」の表示が付いています。
ユーザーがFacebookを無料で楽しめるのは、広告収入があってこそ。つまりスポンサーによって成り立っているわけなので、Facebookとしてはそこは理解してくれ、といったところかもしれません。
・・・それでも、自分の名前が使われるのは納得できない!という人は、「いいね!」をする前に、記事に「広告」の文字が入っているかどうか、チェックするようにしてみては。
「いいね!」とは、好感を相手に伝えるための機能ですが、同時に、好感を持ったことをそこにいる人たちに知らせるための機能でもある、と捉えておくといいのかもしれません。
※2013年6月5日時点の情報となります。