「ノートPC自体は気に入ってるけど、キーボードが使いにくい」「画面が近すぎて使いにくい」……ノートPCを使う上で、こういったちょっとしたストレスを抱えていませんか?
ノートPCの場合、付属のキーボードをなんとなく使いがちですが、必ずしもユーザーに合っているとは限りません。こんな場合、外付けキーボードの利用はいかがですか?
今回の記事では、ノートPCで外付けキーボードを使うメリットと、商品の具体的な選び方を紹介します。
ノートPCで外付けキーボードを使うメリットは?
外付けキーボードはデスクトップPCで使うもの、というイメージもありますが、ノートPCでも利用できます。では、付属のキーボードがあるのにあえて別で用意するメリットは何なのでしょうか?
自分の手に合ったキーボードを選べる
ノートPCで外付けキーボードを使う一番のメリットは、自分の手に合ったものを選べることです。付属のキーボードは必ずしも自分に合っているとは限りません。「キーが小さすぎる」「キーの間隔が狭すぎて窮屈」など、使いづらさを感じることも。
こんなとき、自分好みの使用感のキーボードを使えば、ミスタイプの減りやタイピングのスピードアップなどが期待できます。
好きな位置にキーボードを置ける
机の上の好きな位置にキーボードを置けるのも外付けキーボードのメリットです。ノートPCではキーボードと液晶の距離が固定されるため、体に合っていないと目の疲労が増加したり、肩こりの原因になることもあります。
外付けキーボードを使えば、キーボードと画面の位置は自由に調整できます。ノートPCは遠くに置いてキーボードは手元に、といった使い方も可能です。
【大見出し】外付けキーボードを選ぶ二つの基準
外付けキーボードは非常に種類が豊富で、どれが自分好みかは悩ましい点です。使用感に関わる点だと、外付けキーボードは大きく二つの基準で分類できます。それぞれどのように違うのか見ていきましょう。
無線タイプか有線タイプか
まず、ノートPC本体との接続を無線と有線のどちらで行っているか、という分類です。無線タイプはデスクがすっきりしますが、有線と比較してやや通信が安定せず、バッテリーの充電や電池の使用が必要という特徴があります。
・充電や電池交換を手間に感じない
・文章の入力がメインで若干の遅延は気にしない
・デスク周りをすっきりさせたい
以上のような方は無線タイプがおすすめです。
どの入力タイプを採用しているか
キーボードの入力タイプは大きく三つに分類でき、それぞれ異なる特徴を持っています。
入力タイプ | 特徴 |
メンブレン式 | 一枚のシートスイッチにキーのカバーがついているタイプのキーボード。デスクトップの付属品に多い。 安価な商品が多くキータッチが深め。 |
パンタグラフ式 | ノートPCで使用される薄いキーボード。メンブレン式と似た内部構造だがキータッチが軽く疲労を感じにくい。 |
メカニカル式 | キーそれぞれが独立した機構を持っているキーボード。 カスタマイズ性が高くパーツ交換が可能なため長く使える。 |
基本的には使用感の好みで選んで問題ありません。深めのタッチが好みであればメンブレン式を、軽いタッチが好みであればパンタグラフ式がおすすめです。キーボードにこだわりたい方や、カスタマイズして使いたい方、長く使いたい方はメカニカル式を選ぶと良いでしょう。
外付けキーボードがおすすめなのはこんな人
外付けキーボードがおすすめなのは、現在の作業環境に以下のような悩みのある方です。
・キーボードが手に合っておらずミスタイプが多い
・キーボードと画面の距離が近く肩がこる
・モニターを使用しておりノートPCと並べて配置したい
一つでもあてはまる方は、外付けキーボードを使うことでストレスを軽減できる場合があります。
ノートPCの入力で不便を感じる場合は検討してみる
ノートPCの配置や付属のキーボードに不満を感じるのであれば、外付けキーボードの購入で解決できるかもしれません。作業効率の向上が期待できますので、気になる方は導入を検討してみてください。