Excelではセルの書式設定の表示形式を変えると、同じデータをさまざまな形式で表示できます。
その中でも「日付を入力すると曜日も自動表示される方法」を覚えておくと、使えるシーンも多いので重宝します。かんたんなのでぜひマスターしてください。
まず、曜日を表示させたいセルに日付を入力します。
※日付は基本的に西暦を含めて入力しましょう。西暦を入れずに入力すると、自動的に現在の西暦と認識されることが多いのですが、同じシートの中にすでに他の日付が入力されているとそこにある西暦を自動的に拾ってしまう可能性もあるからです。
続いて、日付を入力したセルの上で右クリック。ダイアログボックスをひらき[セルの書式設定]をクリックします。(リボンメニューで[ホーム]を選び、その中にある[書式]から[セルの書式設定]を選んでもOKです)
[セルの書式設定]の画面があらわれたら[表示形式]の[分類]にある[ユーザー定義]をクリックします。
[種類]の欄に 「aaa」と入力すると「水」というように曜日が1文字の日本語で表示されます。種類の入力欄のすぐ上にある[サンプル]の欄に変換後の状態が表示されるので確認してください。OKなら[OK]をクリックして終了します。
曜日を表示させる書式記号は、以下となります。
書式記号 | 曜日 | 補足 |
---|---|---|
aaa | 水 | 漢字で曜日の頭文字の1文字を表示 |
aaaa | 水曜日 | 漢字で曜日を含めた3文字を表示 |
ddd | Wed | 英語の曜日で頭文字の3文字を表示 |
dddd | Wednesday | 英語の曜日を表示 |
また、書式記号は組み合わせて使えます。たとえば2014年1月1日(水曜日)と表示させるなら[種類]に「yyyy”年”m”月”d”日”(aaaa)」と入力します。
書式記号は一見とっつきにくいかもしれませんが、規則性がハッキリしていますから慣れてしまえばとても便利です。ご自身の使いたい表示スタイルをお試し下さい!
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