写真愛好家たちの間では近年、廃墟や工場が盛り上がりを見せていましたが、ジャンクションを中心とした高架や橋などのガッチリした建造物が、いまじわじわときているのだとか。

そこで今回は、多くの写真コミュニティを抱えるGoogle+から、高架道路写真を撮るコミュニティ「Elevated Expressways」を取り上げます。

光と闇が織り成す、幻想的な高架写真がズラリ!

まず始めに「高架道路写真」ってどんなもの・・・? ということで、毎日のようにコミュニティ内へ投稿される高架道路写真の中から、メンバーの撮影した写真をいくつかピックアップしてみました!

高架道路写真

撮影場所:阪神高速1号環状線(大阪市北区)、撮影者:J・Hさん


高架道路写真

撮影場所:生麦ジャンクション(横浜市鶴見区)、撮影者:S・Uさん


高架道路写真

撮影場所:両国ジャンクション(東京都墨田区)、撮影者:T・Yさん


高架道路写真

撮影場所:港湾幹線道路(神戸市灘区)、撮影者:Takahiro Yanaiさん

「高架道路写真」の魅力とは?

どれもこれも、とてもステキな写真ばかり!でも、高架道路写真の良さってどういうところにあるの? 

そこで、コミュニティ主催者のTakahiro Yanaiさんにお話を伺ってみました。

「まず、直線・曲線の合わさった造形美が素晴らしい。スーッと、一直線に、どこまでも伸びていく高架なんかは最高にしびれます」

高架道路写真

川崎線(撮影:Takahiro Yanaiさん)


また、地方を周りながら高架道路を撮影した経験をもつYanaiさんいわく「高架道路のデザインは行く先々によって様々で、高架裏や橋脚などに違いがあって面白い」のだそう。

「夜の高架道路は少し艶っぽく見えます。辺りが真っ暗になる地方では、特異な存在感を発していますよ」

高架道路写真

与島PA(撮影:Takahiro Yanaiさん)


「都会にある高架道路。これほど巨大な建造物が、街を縫うようかのように通っています。その下を人々が平然と歩く。一見何でもない光景ですが、改めて考えてみるととても面白いなと」

高架道路写真

首都高速5号池袋線(撮影:Takahiro Yanaiさん)


うーん、確かにいわれてみれば、巨大なのに普段その存在に気づかないほど街中にさり気なく溶け込んでいるのが不思議ですね!

「高架道路写真」の撮り方

最後に、高架道路写真の撮り方について、レクチャーしていただきました。

1、見上げるようにして撮る

上でご紹介した写真にもあるように、最も基本的で挑戦しやすい撮り方。コミュニティ内でも多く見かける構図です。少し見上げて、頭上をシュッと高架が通り抜けていくような構図を意識して、広角で撮るのがおすすめです。

2、少ない灯りの下から撮る

比較的、光の少ない暗い場所を選んだ撮り方がこれ。特にジャンクション下がおすすめ。数少ない照明に照らされた"高架裏"の艶やかさに、惚れ惚れしてしまいます。

3、高所からズームで撮る

展望フロアなどから300mmレンズなどを使って、思いっきり寄ってみる撮り方。最近個人的によく試みています。

4、超広角や魚眼で撮る

超広角レンズや魚眼レンズを使って、高架道路を収められるだけ収めた撮り方。「めちゃくちゃな雰囲気」に撮れますよ(笑)

もっと高架道路写真を見たい人は?

コミュニティ「Elevated Expressways」では、日本各地に在住するメンバーの写真を集結して作った、写真集を電子書籍として出版しています。『ELEVATED EXPRESSWAYS』や『ELEVATED EXPRESSWAYS 2』などかなり本格的!

ちなみに、Google+でもっと高架道路写真を見たい人は、「#elevatedexpressways」のタグを入れて検索してみると、高架道路写真がずらりと出てきます。

そちらもあわせてチェックしながら、ぜひ皆さんも「高架道路写真」に挑戦してみてくださいね。

取材協力:Google+コミュニティ「Elevated Expressways」

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池田園子(いけだ そのこ)

86年生まれのフリーライター。楽天でポータルサイト運営、ITベンチャーでメディア運営を経て独立。10以上の媒体に執筆中。恋愛やWeb、スマホ、会社、ガジェットネタ、広告案件などを手がける。著書に『フリーランスで食っていきたい!』がある。Sonoko Blog

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