さらば通信制限!データ使用量を節約する3つの方法

スマホ時代に立ちはだかる最大の敵と言えば、通信制限。「課金はしたくない、でもこの読み込みの遅さは耐えられない!」……。そんな人に向けて、データ量を節約するちょっとした工夫をまとめました。

みなさん! 快適なスマホライフを送っていますか? 
筆者は格安SIMを導入して大幅な経費削減に成功しましたが、容量の少ないプランで契約したため、調子に乗ってyoutubeやapple musicを使用しているとすぐに「データを低速にしました」というショートメッセージが届きます(ポケットwifiの類は持っていません)。
そして、その後のスマホのパフォーマンスは、死ぬほど悪い。
youtubeの動画をまともに見るのは不可能だし、ネットサーフィンするのもLINEを読み込むのも地図検索も数十秒のタイムラグ。
移動中は仕事になりません。
何度データ追加のお世話になったことか……。
格安SIMがそこそこポピュラーになったことで、筆者のように低容量の契約を選ぶ方も増えたでしょう。
そもそも、スマホで受けられるサービス自体も、アップデートのたびに多くのデータ量を要する仕様に変わっていきます。
そんな中でなるべく容量を節約するテクニックをご紹介していきます。
※この記事ではiPhoneの場合で説明しますが、Androidでも自動更新設定を変えることで同様にデータ通信量を減らすことができます。
※iphone5s、iOS10.3.3を使用しています

その1.SNSの動画自動再生機能をストップさせる

筆者がデータ量節約のために真っ先にやったことが、SNSの動画自動再生のストップ。
twitter、instagram、LINE、Facebookのタイムライン上で自動的に行われる動画再生を止める、というものです。
こちらはエンジョイ!マガジン内の別記事でくわしく紹介しています。手始めにさくっと設定しておきましょう。
▼データ通信容量を節約。SNSタイムライン上の動画自動再生の止め方

その2.ブラウザをopera miniに変える

スマホでのブラウジングアプリは、safariもしくはgoogle chromeという方がほとんどでしょう。
しかしデータ量の節約を考えるなら無料アプリ「opera mini(オペラミニ)」の一択です。
なぜならこのブラウザ、データ量が節約できることを大きく売りとしているんです。
ちょっと中身を見てみましょう。

下部の赤い「O」のようなマークをタップします。

このようにデフォルトで「データ圧縮モード」が起動していることがわかります。節約されたデータ量も一目瞭然。
さらに「データ圧縮モード有効」の文字の右の「>」をタップし、「詳細設定」をタップ。

ページ下部のスライドバーを「低」にすることで、さらにデータ量を減らすことができます。
この合わせ技を駆使することで、データ量を1/10ほどまでに減らすことに成功。
神アプリです。

その3.アプリの自動更新設定を変更する

スマホアプリは基本的に自動でアップデート(更新)がかかるようになっています。
このアップデートには大量のデータが消費されます。
モバイル通信下で、知らぬ間に大量のデータが消費されるというおそろしい事態を回避するため、設定を変えておきましょう。

「設定」ボタンから「モバイルデータ通信」をタップします。
App StoreとApple Storeをオフにします。これでアプリがモバイル通信時にアップデートされることがなくなります。
ただこの状態だと手動でアップデートされることになって面倒なので、wi-fi環境で自動的にアップデートしてくれるように追加設定をします。
「設定」の「iTunesとApp Store」をタップ。

アップデートをオンにします。
このとき直下の「モバイルデータ通信」を間違ってオンにしたら大変なことになりますよ!!!
こちらの3ステップを導入することで、データ通信量がかなり節約できるはず。
通信制限にイライラしている方、ぜひお試しください!

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青木美帆(あおき みほ)

ライター/エディター。バスケットボール専門誌の編集部を経て、バスケット、野球、サッカー、その他スポーツや教育の現場を奔走中。目標は日本のバスケット文化を豊かにすること。ITオンチ代表として、身近な疑問をやさしく丁寧に解決します。⇒twitterfacebook