タレント・壇蜜の2015年カレンダーの発売を記念した握手会が7日、都内で開かれた。

このカレンダーは、撮影の様子をニコニコ動画で生配信し、撮影された写真をその場で公開、ファン投票で使用カットを決めるという前代未聞の試みで話題に。本人も「今までグラビアを撮るという姿をお見せしたことがほとんどなかったですから。ファンの方から、撮影ってこんなに時間かかるんだという声を多くいただきました。」と、ファン参加型のカレンダー撮影が楽しかったようだ。

カレンダーを出すにあたって特に意識したのは表紙で、「カレンダーの宿命で、買ってそのまま置きっぱなし、というのもあると思うので、制作スタッフも私も『一番最初(のページ)を一番印象的にしないとね』と。だってこのまま一年間丸まって過ごすことだってあるかもしれないので、そういうことも受け入れなきゃと。よく見ると丸めても私と目が合うようにできているんですよ。もちろんめくってなんぼ、なものですが、そういう非常事態も考えて作りました。」と、彼女なりの工夫と知恵が込められていることを明かした。

10月に「壇蜜日記」を出版したり、ディナーショーも控えるなどあわただしく年末を送る壇蜜だが、2014年の感想を聞かれると「2万円のディナーショーをはじめ高価なものもあって、ファンの方をはじめお金を出していただく側の方に借りを作ってしまったような気もするので、しっかりお返しして、今日のカレンダー発売イベントもいろんなお話を皆さんとできたらいいなと思います。やっぱりファンの方ありきですので、しっかりお返しして2014年を締めくくりたいなと思います。」と、残り少ない年内は活動を通してファンへの御礼の日々になりそうだ。

2015年の目標を聞かれると、まずは年末のディナーショーをいかに成功させるか、とのこと。本人曰く「歌わず踊らず、のタレント」のディナーショーでファンにどう楽しんでもらうかを練っている最中だそうで、「いろんな演出ができることがわかれば、それこそファンサービスになりますから。2015年は歌わないドサ周りができたらいいなと思います。」と、ファンに楽しんでもらえる新たな壇蜜というタレント像に頭を巡らせているようだった。

今回、何より印象的だったのはその後に語ったこの言葉だった。

「やりたいことはいつも同じで、とにかく黒字にする。赤字にしたらいろんなものが止まってしまうので、黒字にするにはどうしたらいいかというのは、ファンの方に損をさせないこと、だと思います。」

つまり自身がタレントとして活動していく中で、「黒字・赤字」という収支を概念として持っていること。黒字になるということは、それだけファンが楽しみにしてお金を払ったということであり、楽しんでいただけたということになる。もしこれが赤字だったらすなわちファンに楽しんでもらえなかった、ということ。

赤字になれば当然タレント活動が継続できなくなったり、ファンにも楽しんでもらえなくなる、等々、全てが止まってしまう。企業には当然の概念だが、これをタレントとして口にしたのが何より印象的だった。

「2014年は出す物販がほぼ黒字でしたから、結果的には自分を取り囲む環境のお金の巡りがよかったのは喜ばしいことだと思います。」

つまり黒字ということはファンが喜ぶから自分もうれしい、という、全員がハッピーという状況であり、それが何より彼女にとっては理想なのだろうと思った。

取材陣から、人生の収支決算として結婚して黒字というのは?と聞かれると「結婚は許されない職業というか。壇蜜というタレントとしてやっていくということは、結婚しない方がいいなと。タレントとしての宿命だと思っています。」と語るなど、「宿命」という言葉が何度か聞かれた今回の取材。彼女はタレント・壇蜜として生きていくことを何より宿命としている、そんな思いであり、どこか気迫すら感じられた。

クリスマスの思い出について聞かれると「学生の頃はケーキ屋でバイトをしていたので、一番働いた夜にみんなで『頑張ったね』と、ラーメン食べたり食事しに行くのが何より楽しい記憶です。」

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編集部有本

元エンジョイ!マガジン編集長(2014年10月時点)。かつてBIGLOBE MUSICを担当していた経験を活かし、よりエンジョイ!でウェッサイ!!なマガジンを目指していきます。

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