「ランチなう」と、つぶやいて料理の写真をTwitterにアップする人、飲み会のテーブルの写真をブログにアップする人。
今の世の中、料理の写真を撮る人で溢れている。
そういうボクも、料理の写真を撮ってブログにアップしてたりしてます・・・
でも、どうせ撮るなら上手に撮りたい。
というわけで今回は「料理の写真を上手に撮るコツ」を紹介。
3つのコツを覚えるだけで、写真は大きく変わるのだ!
その1 全部を写さず、料理を大きく、視点は低く
料理の全体像を見せたい、という気持ちはわかるけれど、全体が入るように撮ると、少々間延びした写真になってしまう。
そこで、料理をおいしく見せるために思い切って料理に近寄って、おいしそうな部分を大きく写そう!
<Before>
これが料理全体を撮った写真。
料理の様子はわかるけど、あまりおいしそうじゃないよね?
<After>
そしてこちらが、料理に近寄った写真。
ね、おいしそうでしょ?
デジカメ、若しくは携帯電話やスマホに「接写(マクロ)モード」があれば使ってみよう。近くに寄ってもピントが合いやすいぞ。
さらに近づくだけでなく、低い視点で撮るのも料理をおいしく見せるためのポイント。
そして、タテフレームで撮ると、写真に奥行きが出て臨場感が増し、料理が一段とおいしく見えるのだ。
その2 フラッシュは使わず、明るいところで撮ろう
フラッシュを使うと、料理が平面的になってしまいあまりおいしそうに見えない。
それだけでなく、近くでパシャパシャと光らせていると、まわりのお客さんがイヤな思いをする場合もある。
なので、できるだけ明るい席に座り、自然光で撮影するようにしよう。
少し暗い室内で写真を撮る場合は、「高感度モード」を利用して撮影しよう。
その3 出てきたままが撮りどき、とは限らない!
置いておくと伸びてしまう麺類やアツアツのスープなどは、出てきたままの状態が撮りどき。
でも、すべての料理がそうとは限らない。
たとえば、小籠包。
せいろに並んでいるのを撮るのもいいけれど、溢れる肉汁が見えたほうが、よりおいしそうに見える。
そんなときは、小籠包をレンゲの上にひとつ置き、お箸で割ってから撮る、なんていうのがオススメだ。
スマホの人は、こんな”奥の手”アプリもチェック!
どうしても上手に撮れないという人で、iPhoneを持っているなら「ごちカメ!」。
Androidのスマホなら「めしカメラ」なんていうアプリがオススメ。
撮った写真の色味を変えたり、湯気を付けたりして、料理を簡単においしく見せられるのだ。
忘れちゃいけないマナーの話
と、いろんなコツを紹介してきたけれど、撮ることに夢中になりすぎないようにしよう。
外食の際は、撮影禁止のお店があったり、撮影そのものを好ましく思っていないお店も中にはある。
写真を撮る前には、必ずお店の人に「料理の写真を撮ってもイイですか?」とひと声かけよう。
また、同席している人たちへの配慮も忘れないようにしよう。あなたが撮っている間、料理を食べないで待ってくれていることもあるのだから。