銘柄について学んだり、飲んだ感想やラベルの記録をするのはワインの楽しみ方のひとつ。しかし、ワイン関連の書籍を集めたり、手書きで感想(日記)を残すのは大変なことだと思います。
そこで、おすすめなのがスマートフォンのアプリ。
最近では、ワインの情報をまとめたものや、クイズ形式で豆知識が学べるもの、シンプルに味や香りの記録を付けられるものまでいろいろなアプリがあり気軽に学んだり、記録を付けたりできます。
ここでは、アプリを選ぶポイントと、学習用と記録用でおすすめのものをご紹介します。
ワインアプリを選ぶポイント
ワインに関するアプリは「学習用」と「記録用」の大きく2種類にわかれます。何がしたいかによって選ぶアプリが決まるので、それぞれの特徴を見てみましょう。
学習用アプリ
ワインの知識を学びたい方は「学習用アプリ」です。
ワインの産地や特徴など基礎知識を学べるものから、一問一答形式で知識に触れられるもの、ワインの産地に特化したマップなどいろいろなタイプがあります。
ワインについて深く学びたいのか、それともすき間時間の暇つぶし程度にちょっと知識に触れたいのかなど、それぞれの学びのスタイルで選ぶといいでしょう。
記録用アプリ
飲んだワインを記録したい方は「記録用アプリ」です。
大抵のアプリには飲んだワインの味や香りのコメント、そしてラベルの画像を記録したり、自分の評価をほかのユーザーたちと共有したりする機能があります。
ただ、アプリによってシンプルな作りのものもあれば、味や香りなど項目ごとに分析できるものなど特徴は異なるので、使いやすいものを選ぶといいでしょう。
ワインアプリのおすすめ5選
では、ワイン好きにこそおすすめしたいアプリを5つほどご紹介しましょう。
迷ったときはこれ「Vivino」(記録・学習用)
世界5,000万人ものワイン好きに愛用されているアプリです。
自分が飲んだワインのラベルや評価を記録できるだけでなく、検索機能から気になるワインの情報を調べたり、ほかのユーザーらの評価を覗いたりもできます。
さらに、このアプリは世界17カ国、数十万本のワインを取り扱う世界最大級のマーケットプレスでもあり、気になる銘柄をその場で注文できるのも特徴です。
クイズ形式で楽しく学べる「ワインiQ」(学習用)
ワイン関連の書籍で有名な葉山孝太郎氏が監修したワインアプリです。
産地や銘柄、飲み方、雑学などいろいろなテーマの問題が4択クイズで出題されるので、ちょっとしたすき間時間に楽しみながらワインを学ぶことができます。
生産地に特化した「ワインマップ」(学習用)
名前の通り、ワインの生産地や関連情報に特化したアプリです。
1,000以上のワイナリー、60以上の産地をマップ上で見られるほか、周辺のレストラン情報も出てくるので、調べているとつい現地まで旅行したくなります。
- iOS版「ワインマップ」のインストールはこちらから
シンプルに記録できる「ワインダイアリー」(記録用)
シンプルデザインで簡単にワインの特徴を記録できるアプリです。
ワインの銘柄や産地、生産日、コメントを記載できるほか、写真を投稿したり、色・香・味・総合の4項目を5段階で評価できたりと内容も充実しています。
ソムリエ気分を味わえる「CellWine」(記録用)
ラベルをスキャンするだけで基本情報を記録してくれるワインアプリです。
味や香りなど各項目で選択できる表現が細かく、さらにそのワインを飲んだときに合わせた料理の写真や感想も残せるので、ソムリエ気分で評価を楽しめます。
アプリで充実したワインライフを!
今回は、ワイン好きにはたまらない、おすすめのワインアプリをまとめました。
学習用であれ、記録用であれ、アプリそれぞれに特徴があるので、まずは何を目的に活用したいのかを決めて、普段使いしやすいものを選ぶのがいいでしょう。
ぜひ、お気に入りのアプリでより充実したワインライフを過ごしてください!