秋は食べ物がおいしい季節です。でも、ついつい食べ過ぎてしまって、気づけば体重が大変なことに! ということにはなりたくないですよね。とはいえ、ダイエットは簡単ではありません。そこで、主食をちょっと変えてみることで無理なく体重の増加を防ぐ方法について、ご紹介いたします。
食事の中心「主食」を変えてみる
茶碗一杯の目安、150グラムの白米のカロリーは、約240キロカロリーとされています。そして秋が旬の食べ物はたくさん! おいしいおかずのお供になるごはんを、たくさん食べ過ぎてしまうのが毎年の悩みです。そこで、毎食欠かせない主食を工夫することで、ダイエットになるのではないか、と考えました。
最近、メディアで話題になっているのが以下の三食品です。
- オートミール
- 五穀米
- もち麦ごはん
このうち、オートミールは白米の代替品として、五穀米ともち麦ごはんは白米に混ぜて食べるという提案を多く目にします。
いずれも低カロリーで食物繊維が豊富という特徴を持っていますので、主食に取り入れると健康的ですよね。
手軽にできる「もち麦」に挑戦!
我が家の場合、食べ盛りの子どもが3人いますので、費用を安く抑えたい。というわけで、価格的に手軽で、白米に混ぜるという簡単な方法で試しやすい「もち麦ごはん」にチャレンジしてみました。
大麦の一種であるもち麦のカロリーは、炊いた状態で150グラムだと約180キロカロリー。白米に比べて少し低いくらいで、カロリー的には実はそれほどダイエット効果があるわけではありません。ただし、含まれる食物繊維は、白米の何と25倍!
日頃、不足しがちな食物繊維を、主食であるごはんを食べることで取り入れることができるなんてうれしいですよね。プチプチした食感なので、白米だけを食べるより噛む回数が増え、腹持ちもいいんです。茶碗に八分目くらいの量でも、十分に満腹感が味わえますよ。
もち麦ごはんの作り方は簡単
もち麦ごはんは、白米に混ぜて炊くだけで簡単に作ることができます。まず、2合ほど白米を普通にとぎます。とぎ終わったら、0.5~1合のもち麦をお好みの量で投入。水の量は0.5合分くらい多めに入れます。
たとえば、白米ともち麦を合わせて3合ほどなら、水は3.5合分で。あとはいつもどおりの手順で炊飯器のスイッチを入れて完成!
見た目は?香りは?
炊きあがったもち麦ごはんは、白米よりは少しベージュがかった色合い。白米に、もち麦独特の風味をプラスさせたような香りも漂います。みそ汁や魚など、さっぱりした和風のおかずはもちろん、からあげやハンバーグといったボリュームのあるおかずにも合いますよ。
▲ツヤツヤ真っ白な白米にプツプツと混じるもち麦。食感がクセになる!
もち麦ごはんのこんな食べ方もおいしい
人によっては、もち麦ごはんの独特な香りが苦手、ということがあるかもしれません。
そんな方は、カレーライスやチャーハン、丼物などに活用するのもいいですよ。もち麦の香りが気にならなくなるばかりか、プチプチとしたもち麦の食感がいつもとひと味違う趣を感じさせてくれます。
腹もちがよく、食物繊維が豊富で、オール白米よりはカロリーカットもしてくれるもち麦ごはん。もち麦に含まれる食物繊維のおかげか、以前よりお腹の調子もよくなりました。食欲の秋に、主食を白米からもち麦ごはんに変えて、心置きなくおいしいものを楽しんでみませんか?
スーパーでも多く扱っていますし、Amazon等でも簡単に購入できますよ!