【誰でもできるSDGs】身近で簡単に社会貢献できるサービスを紹介

社会貢献やSDGsにつながる活動は大切ですが、いざ自分が参加するとなるとなかなか一歩が踏み出せないもの。そこで今回は、誰でも気軽に挑戦できる社会貢献活動やサービスについて調査してみました。

街中での募金活動や、被災地での支援活動など。目にするたびに、心のどこかで「いつかは自分も……」と思うものですが、いざ参加するとなると仕事や家庭で時間が取れなくて難しいものです。

しかし、実はこれら社会貢献やSDGsにつながる活動は、決して時間や場所が制限されるものばかりではありません。中には、今日から、それこそ今すぐにでも始められるものもたくさんあるんです。

ここでは、誰でも気軽に挑戦できる社会貢献活動や、関連のサービスについてご紹介します。

「SDGs」って何のこと?

社会貢献に関連するワードとして、最近よく「SDGs」を目にします。これは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。

2015年9月の国連サミットで採択され、2030年までに各国が達成すべき17の目標と、具体的な169のターゲットを掲げた世界的な行動指針です。

このように説明すると、自分には関係ないと思われるかもしれません。

しかし、貧困や福祉、教育、環境など掲げられた解決すべき目標を見ると、私たち一人ひとりの行動から支えられるものもたくさんあるようです。

今日から挑戦できる社会貢献活動

では、実際に今日から、今からでも挑戦できる活動をご紹介します。少し考え方を改めるだけでも、十分「活動」といえるんですよ。

必要なものだけを購入する

私たちの周りには様々な「もの」が溢れています。だからこそ考えないといけないのはそれが、本当に必要なものなのか。すぐ使えなくなるもの、興味を失ってしまうものを購入すると、それは「ごみ」として環境に悪影響を与えることに……。

何かを購入するときには一度立ち止まって、それは長く使えるものなのか、ずっと大切にできるものなのか、考えてから手に取る習慣を身につけてみてください。

フードロスは生み出さない

先ほどと似ていることで、「フードロス(食品の廃棄)」も大きな問題としてあります。消費者庁によると日本のフードロスは年間600万トン。これは単に食品がもったいないだけでなく、廃棄時に排出されるCO2などで環境に負荷がかかります。

スーパーでは期限内に使い切れる量を購入して、食べられる部分は余さずに使う。飲食店ではその場で食べ切れる量だけを注文する、などを心がけてみましょう。

プラスチック製品を避ける

2020年7月1日からプラスチック製のレジ袋の有料化が開始しましたね。これは、海洋プラスチックごみ問題をはじめとした環境課題に取り組むためのもの。最近ではレジ袋のほかに、ストローや容器なども脱プラスチックに移行してきています。

個人でもマイバックやマイボトルを持ち歩くのなら始めやすいですし、慣れてきたらほかに身の回りで脱プラスチックできそうなものを探してみるのもいいですね。

社会貢献活動につながるサービス

では、次に社会貢献活動に関連したサービスについてご紹介しましょう。調べてみるとただ利用するだけで社会貢献につながるものがいろいろとあるようですよ。

検索するだけで植樹できる「ECOSIA」

何かネットで検索するとき、これからはぜひドイツ発の検索エンジン「ECOSIA(エコシア)」を利用してみてください。これはユーザーが検索することで得られる広告収入の一部を慈善団体に寄付することで、世界中に植樹しているサービスです。

買い物するだけで募金に「ユニセフVISAカード」

貧困や福祉、教育などでハンデをもつ世界の子どもたちを支援したい方におすすめなのが「ユニセフVISAカード」。これは利用代金の一部がユニセフに寄付されるカードです。ただ買い物するだけいいなんて、募金のハードルが下がりますね。

  • 「ユニセフVISAカード」の公式サイトはこちら

自分の髪を寄付する「ヘアドネーション」

世界には病気や事故などで髪を失った子どもがたくさんいます。そんな子どもたちの笑顔を取り戻すためにできるのが「ヘアドネーション」。これは、自分の髪を提供することで子ども用ウィッグを作り、髪を失った子どもにウィッグを贈れる活動です。

  • 「Japan Hair Donation & Charity」の公式サイトはこちら

少しの気持ちで住みよい地球に!

今回は、身近な社会貢献、「SDGs」につながる活動やサービスをまとめました。

必要なものを、必要な量だけ購入する。たったこれだけでも一人ひとりが実践すれば、「SDGs」の掲げる環境をはじめとした様々な目標につながると思います。

ご紹介した活動、サービスを参考にできることからぜひ参加してみてください。私たちの老後、子どもや孫たちのために住みよい地球環境を残せるといいですね。

あなたにオススメ

堀本一徳

世界24カ国を旅した自由人。現在はライター兼カメラマン兼ウェブデザイナーとして活動中。得意分野はIT(情報系学科出身)、旅行、教育(教員免許あり)