SNSとブログの違いって?特徴とメリット・デメリットを紹介

SNSとブログの違いについて説明。それぞれの特徴を紹介しつつ、メリット・デメリットについても整理。そのうえで、SNSとブログをうまく使い分けるための考え方をまとめました。

Twitter、Instagram、Facebookなど、大勢が「SNS」を使っている現在は、個人による情報発信が当たり前の時代と言えます。話題のグルメ情報を共有したり、新作映画の感想を投稿したり、有益な情報を拡散したりと、日常的に何か発信をしている人は決して珍しくありません。

その一方で、インターネットにおいて個人が情報を発信する手段といえば、「ブログ」も今なお現役です。自分のブログを立ち上げて、趣味の仲間と交流したり、好きなことについて発信したり。そのような人は今も数多く存在しています。

「SNS」と「ブログ」。

どちらも個人の情報発信を手助けしてくれる存在ですが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。本記事では「SNS」と「ブログ」について、それぞれの特徴を説明します。

「SNS」とは?

「SNS」とは、「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service)」の略。

その定義は文献によって若干異なりますが、一言でまとめるなら「Web上で個人同士が交流できるサービス」と説明できます。ですので、見方によっては、Twitterなどの登場以前から存在する掲示板やチャットといったサービスも、SNSに数える場合があります。

より詳しい説明は下記の記事で取り上げていますので、興味がある方はあわせてご覧ください。本記事では、SNSの代表的な特徴について説明していきます。

SNSとは?言葉の意味や種類をわかりやすく解説

SNSの特徴①「ゆるくつながれる」

SNSといえば、「ゆるいつながり」を構築できるのが大きな特徴。たとえ見ず知らずの他人であっても気軽にフォローし、共通の趣味や話題を持っている人とつながることができます。

普通に過ごしていたら出会うことのなかった相手とネット上でつながり、ゆるく楽しく交流できる。「仲良くなって実際に会うことになった」なんて話も珍しくはありませんが、基本的には「ゆるい関係性のままつながれる」ことが、SNSの特徴でありメリットだと言えるでしょう。

SNSの特徴②「ネットのトレンドを知れる」

一口に「SNS」と言ってもさまざまな種類のサービスがありますが、その多くでは「タイムライン」のシステムを採用しています。

自分の投稿に加えて、フォローしてつながっている人の投稿も流れてくるタイムライン。最新の投稿や話題になっている情報が優先的に表示される仕組みになっている場合が多く、その瞬間の「最新情報」が目に入る場所だと言えるでしょう。

ちなみに、このように新しいコンテンツが次々に流れてくる性質を持つSNSは、「フロー型」のメディアと呼ばれることがあります。一方でブログは「ストック型」のメディアと呼ばれますが、両者の違いについては後ほど改めて説明します。

SNSの特徴③「拡散力がある」

そしてもう一点、SNSといえばその「拡散力」は外せません。

特にTwitterが顕著ですが、たとえ個人的なツイートであったとしても、その内容が有益だったりおもしろくて笑えるものだったりすると、瞬く間に拡散されて大勢の目に入ることになります。いわゆる「バズった」状態ですね。

この「バズ」の効力はすさまじく、ツイートきっかけでマスメディアに取り上げられたり、編集者の目に入って出版につながったり、なんてことも。特に自分の作品を大勢に見てもらいたいクリエイターにとって、SNSは心強い味方になってくれることでしょう。

「ブログ」とは?

では一方で、「ブログ」とはそもそもどのようなメディアなのでしょうか。

これは「ウェブログ(Weblog)」の略語であり、百科事典では「日々更新される日記型個人ホームページの総称」と説明されています。芸能人ブログが過去に流行したこともあり、「日記サイト」のイメージが強い人も多いかもしれませんね。

ブログの特徴①「記事をストックできる」

ブログの性質としてまず挙げられるのが、「ストック型」のメディアであること。

次々に最新の情報が流れてくるフロー型メディアであるSNSに対して、ブログにはコンテンツを蓄積していく性質があります。細切れの情報を「流す」SNSに対して、ブログは「積み上げる」イメージですね。

もちろん、SNSの投稿もブログ同様に記録されていますが、「すぐに流れてしまう」という問題があります。ただでさえ情報量が多く、しかもタイムラインは最新情報を見ることに特化しているため、特定の投稿を後で遡って探すのは困難です。

その点、ブログは記事一覧などから過去の投稿を参照しやすく、振り返りやすいというメリットがあります。加えて、投稿した記事はGoogle検索でもヒットするため、過去の投稿が長年にわたって読まれる可能性もある、というのもポイントです。

ブログの特徴②「幅広い表現ができる」

「個人の日記」というイメージが強いブログですが、必ずしも「日記」として書く必要はありません。何について書いてもいいし、企業の情報発信に使ってもOK。Twitterのように文字数制限もなく、多彩な表現が可能なのもブログの特徴です。

たとえば「書評ブログ」や「映画ブログ」といったレビュー系のサイトはおなじみですし、自分の専門分野や得意分野についてのハウツー記事をまとめている人もいます。はたまた個人的な備忘録として、その日の学習内容を淡々と記録しているだけのブログもあります。

さらに付け加えると、ブログの内容は「文章」である必要もありません。趣味で撮っている写真をまとめたり、イラストを掲載したり、音声や動画を埋め込んだりしてもOK。もちろん、これらを組み合わせて記事にしてもいいわけです。

代表的なSNSを見ると、Twitterは140字でつぶやくサービスであり、Instagramは写真に特化した場所であり、Facebookはリアルの友人とつながる空間であり――といった特徴がそれぞれにありますが、ブログはなんでもあり。その自由さも、ブログの特徴と言えるでしょう。

SNSとブログ、それぞれにデメリットはある?

以上のような特徴を持っている、SNSとブログ。中でも「フロー型」と「ストック型」という分類が有名ですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

まず、フロー型であるSNSには、ストック型であるブログと比べて「速報性が高い」というメリットがあります。逆にブログは「じっくり読む」タイプのメディアであるため、情報の速さとわかりやすさではSNSに軍配が上がります。

しかし一方で、その速さゆえに「すぐに流れてしまう」というデメリットがフロー型のSNSにはあります。ハッシュタグで整理でもしていないかぎりは過去の投稿も探しにくく、検索性の面ではブログに劣ると言えるでしょう。

また、バズることで注目される「拡散性の高さ」は、ブログにはないSNSのメリットですが、これは両刃の剣でもあります。というのも、良い意味でバズるだけではなく、悪い意味で注目を集めて炎上した場合も、SNSでは瞬時に拡散されてしまうからです。

その点、文字数制限もなく、言葉を尽くして説明ができるブログは、SNSと比べればまだ炎上リスクは低いと考えられます。とはいえ、過去にブログが炎上した例も数多くありますし、内容によってはどんなメディアでも批判を集めてしまう場合があります。何かを発信する際には、言葉選びには注意するようにしましょう。

まとめ

以上、SNSとブログの違いについて、代表的な特徴を挙げながら簡単に説明しました。

このように分類することのできる両者ですが、同じ「ソーシャルメディア」として扱われることも少なくありません。そもそも、世間的には「SNS」として認識されているTwitterも、実はカテゴリーとしては「ミニブログ」に分類されます。

いずれにせよ、SNSとブログのどちらが優れているとか、どのサービスが良いとか悪いとかいうことはありません。大切なのは、それぞれの特徴を知って、うまく使い分けること。この機会にSNSやブログを始めてみるのもいいかもしれませんね。

あなたにオススメ

けいろー(@Y_Yoshimune)

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。 ⇒ぐるりみち