アイスコーヒーって、最初は濃厚でおいしいんだけど、飲んでいくうちに氷が溶けて、味が薄くなっちゃうんだよね。かといって、氷が溶ける前に慌てて飲み干すというのも、味わえなくてもったいない。
そこで、ちまたで流行っている”コーヒー氷”を作ってアイスコーヒーに入れれば、時間が経っても味は薄まらず濃厚なまま!
そう思って以前、コーヒー氷作りにチャレンジしてみたのだけれど、水分とコーヒー成分が分離してしまって、氷がベトベトに・・・。どうしたら、ちゃんとしたコーヒー氷ができるんだろう?
敗因は「急冷できなかった」こと?
インターネットでいろいろ調べてみた結果、コーヒー氷が分離してしまう原因は、急冷できなかったことのようだ。
前回は、ホットコーヒーを常温に冷まして常温の製氷皿に注ぎ、冷凍庫に入れて凍らせた。そこで今回は、きるだけ急冷できるようにしてみた。
まず、ホットコーヒーを冷ますのではなくアイスコーヒーを作り、製氷皿はあらかじめ冷凍庫に入れて冷やしておく。
そしてアイスコーヒーができたら、すぐに製氷皿には入れず、冷凍庫に入れて凍る寸前までキンキンに冷やす。時間にして30~40分くらいかな?
コーヒーが冷えたら製氷皿に流し込み、冷凍庫へ入れて凍らせる。凍る時間は冷蔵庫の性能によるけれど、だいたい3時間くらいが目安。
そして、3時間が経ちました! 果たして、今度はうまくできているかな?
氷が溶けても味は薄くならない!
コーヒー氷を製氷皿から外してみると・・・できてました! コーヒーは分離していない! 想像していた色よりは薄かったけど。色を濃くしたい人は、アイスコーヒーをもっと濃く淹れてみるといいかも。
それではさっそく、コーヒー氷にアイスコーヒーを注いでみよう!
う~む、見た目はただのアイスコーヒー、あまり感動はなかった。でも、氷が溶けるまで待ってから飲んでも、濃さは変わらなかったよ~!
そして、一度やってみたかった、コーヒー氷に牛乳を入れた「氷カフェオレ」!
コーヒーの苦みと牛乳の甘味がバランスよく溶け合って、スゴくおいしい~! ・・・と、調子に乗って一気に2杯も飲んだら、お腹がいっぱいになってしまった。
作り置きをしておけば、お客さんが来たときにも出せるから便利! この夏は、コーヒー氷を楽しんでみよう!