仕組みを知ればもっと楽しい!5分でわかるクライマックスシリーズ

野球が好き、プロ野球をよく見る、なんていう話をすると、野球をほとんど知らない人によく聞かれる質問・・・それが、「クライマックスシリーズって結局アレ、何なの?」

クライマックスシリーズは、「セ・リーグの王者とパ・リーグの王者が戦う日本シリーズ」に比べて、まだまだ浸透していないんだなーと思うことも多々あります。
そこで今回は、クライマックスシリーズって何?の疑問に、5分でお答えしちゃいます!

クライマックスシリーズってそもそも何?

もともと2004年にパ・リーグで開始されたクライマックスシリーズは、2007年セ・リーグでも導入。現在はセ・リーグ、パ・リーグそれぞれで開催されています。

クライマックスシリーズとは、一言でいうと「プレーオフ」。
「プレーオフ」はサッカーやラグビーなど、ほかのスポーツでも用いられているので知っている方も多いかもしれません。シーズンの試合が全て終わったあとに、上位チームで改めて優勝チームを決定するシステムのことです。
つまり、以前のようにペナントレースを制した=シーズンを1位で終えたチームが日本シリーズに出場確定、というわけではなくなったのです。

ただ、プロ野球の場合は、ペナントレースの優勝はあくまでシーズンを1位で終えたチーム。クライマックスシリーズは「日本シリーズ出場を争うゲーム」と位置づけられています。

出場できるのは各リーグ上位3チーム、つまり半分!

出場するのは両リーグそれぞれ、上位3チーム。プロ野球チームはリーグごとに6チームずつなので、半分が出場することになります。

とりあえず3位までに入ってクライマックスシリーズで勝ち上がれば、日本シリーズに出場、さらにそこで勝利すれば日本一になることもできます。つまり、ペナントレースを3位で終えたチームでも、日本一になる可能性があるということ。実際、2010年にはパ・リーグのロッテがシーズン3位からクライマックスシリーズを勝ち上がり、さらに日本シリーズでも中日に4勝2敗1分で勝利。日本一に輝き、「史上最大の下克上」と言われました。

シーズン1位のチームが有利な仕組みアリ

といっても、上位3チームが均等に戦うわけではなく、そこはしっかり、ペナントレースの1位にアドバンテージが設けられています。

まずはファーストステージで、レギュラーシーズン2位のチームと3位のチームが対戦。
その勝利チームと、レギュラーシーズン1位のチームがセカンドステージで対戦し、そのとき、1位のチームにアドバンテージとして1勝が最初から与えられています。
たかが1勝なのか、大きな1勝なのか・・・それはレギュラーシーズンでどれだけ差が開いていたかによっても、印象が違うかもしれません。

ちなみに、今まで行われたクライマックスシリーズでは、セ・リーグが8回中6回、パ・リーグは11回中8回、リーグ1位のチームがそのまま勝ち上がり、日本シリーズに出場しています。ポストシーズンの試合として盛り上がりは見せているものの、「やっぱりシーズン優勝チームが強い!」ということを示す結果にもなっていますね。

さて、今年のクライマックスシリーズの行方はいかに・・・。
試合の仕組みを理解して、今まで以上にクライマックスシリーズを楽しんでみてくださいね!

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林さやか

フリーの編集者兼ライター。「本が好き」の一心で編集者になったものの、スポーツ、文学、手芸、東洋医学など興味はとことん「広く浅く」。父親のやっていたパソコン通信から中学生でインターネットにハマった1983年生まれ。

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