犬と違って、猫は勝手気ままなイメージがあります。
お手、お変わり、待て……訓練をすれば犬は人間の言葉を理解します。
しかし、猫は飼い主の名前ぐらいは理解しているようですが、それ以外は人間が何を言っても通じていないようです(大きな声で怒鳴ったらイタズラをやめますが、これは言葉を理解しているのではなく、雰囲気や音量で察しているのでしょう)。
人間の言葉を猫語に……?
さて、そんな意思疎通が難しい猫ですが、画期的なアプリがありました。それは「人猫語翻訳機」というアプリです。
▼iOS版のダウンロードはコチラ
▼Android版のダウンロードはコチラ
これは人間の言葉を録音すると、なんと「猫語」に翻訳して、スピーカーから出力されるというもの。
使い方は簡単です。まず、アプリを立ち上げて、真ん中にある赤いボタンを押します。すると、録音モードになるので、「おなか空いた?」など音声を記録し、再度赤いボタンをタップして収録をストップします。すると、自動的に「猫語」に翻訳して、スピーカーから流れてきます。
この猫語翻訳で流れる猫の声は、25匹以上の猫から、175におよぶ質の良い鳴き声を収録。しかも人間の言語は、スワヒリ語以外、全部対応!
いざ、翻訳に挑戦!
それでは、筆者も早速飼い猫に対してやってみました。
「こんにちは」と録音して、スピーカーから猫語に翻訳された音を流します。猫はこちらを見るも動かず……。
次に、食いしん坊な猫なので、「ごはん食べる?」と翻訳して伝えましたが、こちらを見るだけ、やはり動きません。
やはり、通じていないのかな……?
いや、きっと私の言ったことは理解しても、猫特有の気まぐれで、本人のやる気がでないと反応しないのでしょう。
▲人と猫でコミュニーションがとれるニャウリンガルアプリ「人猫語翻訳機」。画面は課金後のもの
ウチの猫が反応したのは……
しかし、「人猫語翻訳機」にはまだまだ機能があります。
8種類の猫の鳴き声フレーズが記録されており、ボタンをタップすれば、猫に対して感情を表明することができます。
しかし、猫の感情はそれぞれのアイコンに描かれているのですが、「立っている」「座っている」「飛んでいる」など、人間の喜怒哀楽とは違う表現になっています。
これもやってみましたが、どのボタンを押しても、こちらを見るけど反応はせず。
悔しいので120円課金をして、鳴き声フレーズを16種類に増やしてみました。
すると、鳥とネズミの鳴き声に大反応。
目を大きくして「何か変な音がしたよ!」といった感じで、私の方にやってきました。
本当に通じているかは不明ですが、猫とのコミュニケーションツールとしてはとても面白かったですね。
猫を飼っている人はもちろん、近所の猫たちと遊んでみたい人にはお勧めのアプリです。