鉄人衣笠、代打西田・・・古参カープ女子イチオシの歴代名選手

3月27日、いよいよ2015年プロ野球が開幕!

早くもセ・リーグでは「混セ」が予想されますが・・・名投手・黒田博樹の帰還や新監督・緒方孝市の采配など、何といっても注目は広島カープ。2年連続でCS(クライマックス・シリーズ)に出場したこともあり、地元・広島以外でも全国でファンが急増中なのだとか。

カープファン歴約20年の古参カープ女子(?)である筆者が、最近カープファンになったアナタに、押さえておきたい歴代名選手をご紹介します!

鉄人・衣笠祥雄(現役期間:1965年~1987年・内野手)

比較的最近カープファンになった方でも、名前は耳にしたことがあるであろう、ご存知「鉄人」衣笠祥雄。

「鉄人」と呼ばれる由縁は、負傷しても休まず試合に出場する体の頑丈さ。加え、1974年までの背番号が「28」だったため、横山光輝氏の漫画『鉄人28号』からこの愛称がつきました。

衣笠元選手と言えば、1987年にメジャーリーグのルー・ゲーリッグが保持する2130試合連続出場世界記録を更新。日本記録となる2215試合連続出場を果たしたことで知られています。

その他にも歴代7位となる通算本塁打を記録した長打力、盗塁王を獲得した走力、ゴールデングラブ賞3回を記録した守備力を兼ね備えた、名三塁手として今も多くのカープファン、野球ファンに愛されています。

また、人間としての器の大きさもよく知られており、デッドボールを受けても爽やかに「いいよ~」と流す様子が大変ダンディだったと評判です。

炎のストッパー・津田恒実(現役期間:1982年~1991年・投手)

剛速球と縦横の鋭いカーブを駆使し、「炎のストッパー」という愛称とともに伝説となった津田恒実。1991年のシーズン中に体調不良を訴えてそのまま引退。1993年7月、2年の闘病生活の末、脳腫瘍のため32歳という若さでこの世を去りました。

1年目の1982年には先発投手として11勝6敗の成績を残し、球団初の新人王に輝き、1986年のリーグ優勝時には胴上げ投手にもなっています。

「ピンチになるほど球速が上がる」と言われ、1986年の対阪神タイガース戦では、4-4で迎えた9回裏1死満塁の場面で、2番打者の弘田澄男に143km/h・148 km/h・151 km/hのストレートで3球三振。その後の3番打者・当時絶頂期のランディ・バースに対してもすべて150km/h超のストレートで挑み、3球三振でピンチを脱しました。このシーンは、多くのカープファンの脳裏に焼き付いているでしょう。

代打の切り札・西田真二(現役期間:1983~1995年・外野手)

現役13シーズンをほとんど代打として活躍した、レアな選手です。

1982年、ドラフト会議で1位指名されて入団。当時は、山崎隆造や長嶋清幸など守備力の優れた外野のレギュラーメンバーが厚かったことと、西田自身が守備を苦手としたことから、野球人生のほとんどを代打の切り札として過ごしました。

規定打席数に到達したシーズンはなかったものの、バットコントロールと打撃センスには定評があり、1983年には「4連続代打本塁打」というセ・リーグタイ記録を達成。代打に西田が告げられると、球場がとても盛り上がっていました。

また、第1期山本監督時代の1991年には4番打者として定着。優勝決定戦で決勝のタイムリーを放つなど勝負強さを見せていました。

グラウンドの詐欺師・達川光男(現役期間:1978~1992年・捕手)

バッターボックスの打者に話しかけて気をそらせる「ささやき戦術」や、体にかすっていないのに「デッドボールだ!」と審判に大げさにアピールするなどのトリックプレーでおなじみの達川光男。特にデッドボールアピールは当時人気番組だった『珍プレー・好プレー』でもよく取り上げられていました。

いつしか「グラウンドの詐欺師」などと異名をとるようになりましたが、捕手としても高い技術を持っており、6年目から正捕手として定着。黄金期のカープの投手たちをリードし続け、ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞3回に輝きました。

引退後は解説者としても活躍し、ユーモアあふれる解説がとても楽しみでした。現在は中日ドラゴンズ一軍バッテリーコーチを務めています。

サムライ・前田智徳(現役期間:1990年~2013年・外野手)

元中日監督・落合博満や現メジャーリーガーのイチロー選手をして「前田は天才」と言わしめる打者・前田智徳。

走攻守三拍子そろったプレーで主力に成長し、1991年にはセ・リーグ優勝に貢献。しかし、1995年にアキレス腱断裂の怪我に見舞われ、その後も数々の故障を抱えました。それでも2007年には2000本安打を達成。現役後半は代打の切り札として活躍し、大事な場面でさすがの勝負強さと結果を残してきました。

そのストイックさから「サムライ」「武士」「神」などと呼ばれることが多いですが、涙もろく人間くさい一面も多く見られ、カープファンのみならず多くの野球ファンにも一目置かれ愛される存在です。
2013年に惜しまれつつ引退し、現在は野球解説者として活躍中。現役時代にはあまりイメージのなかった「おしゃべりで面白い人」というキャラクターが浸透しつつあります。

以上、古参カープ女子が選ぶ往年の名選手5名でした。今年もとびきり熱い赤ヘルの活躍を期待しましょう!

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Kana.mM(かな)

編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立し、そろそろ10年。旅行、不動産、広告、生活系のジャンルで執筆活動中。趣味は野球観戦と戦争ゲーム。アナログ心を忘れないデジモノ好きを目指しています。

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