野球を観戦するのはもちろん楽しいけれど、野球に関するうんちくをあーだこーだ語るのもまた、楽しいんですよね。

今回は、日米それぞれの「野球雑学」をご紹介します。明日にでも、テレビで野球を見ながら語り合いたくなるかも!

甲子園のスタンドをどうして「アルプススタンド」って呼ぶの?

野球観戦がもっともっと楽しくなるトリビア2

正確には、甲子園球場の内野席と外野席の中間にある観覧席を指します。かつて、夏の高校野球の時期になると、この席は白いシャツを着た応援団で埋まりました。それを見た、当時朝日新聞の記者だった岡本一平が「ソノスタンドハマタ素敵ニ高ク見エル、アルプススタンドダ、上ノ方ニハ万年雪ガアリサウダ」とイラスト付きの記事を発表して以来、アルプススタンドと呼ばれるようになりました。

この岡本一平、あの岡本太郎のお父さんなんですよ! この記事自体も、同行していた太郎が「アルプスみたいだ」といった言葉を使ったという説もあります。

子どもの名前にアノ選手の名前をもらった外国人選手

外国人助っ人選手といって、未だにすぐ名前の浮かぶウォーレン・クロマティ、ビル・ガリクソン。懐かしいですよね~。ともに巨人でプレーした、ということのほかに意外な共通点があるのをご存知ですか? 

それは「息子の名前」。クロマティは、敬愛する王貞治さんからとった「オー」、ガリクソンは仲の良かった桑田真澄さんからとった「クワタ」を、それぞれ息子のミドルネームにつけているんです。「オー」はなんとなく名前っぽいですが「クワタ」は・・・息子さんは説明に苦労したかもしれませんね(笑)。

外国人の背番号に定番がある?

野球観戦がもっともっと楽しくなるトリビア2

古くはランディ・バース(阪神)、ブーマー・ウェルズ(阪急)、ジャック・ハウエル(ヤクルト)、最近ではタイロン・ウッズ(中日他)など、外国人野手に「44」の背番号が多いこと、なんとな~く気になっていた方、いませんか?

これにもしっかり由来があります。それはメジャーリーグの伝説的な選手ハンク・アーロン。主にアトランタ・ブレーブス(入団時はミルウォーキー・ブレーブス)などで活躍し、あのベーブ・ルースを超えた755本塁打の記録を残しています。彼にあやかって「44」をつける外国人選手が多いのも納得ですね。

また、同様に「42」をつける外国人選手も多いですが、こちらは2013年に『42~世界を変えた男』として映画化もされたジャッキー・ロビンソンのつけた背番号。メジャーリーグでは永久欠番になっています。ジャッキー・ロビンソンは有色人種のメジャーリーグ参加の道を開いた選手としても知られていますね。

メジャーには蒸気機関車が走る球場がある!?

野球観戦がもっともっと楽しくなるトリビア2

メジャーリーグの球場は、日本とは違って「アトラクション」要素が強いところが多いのをご存知ですか? 個性豊かな球場がたくさんあるんです。

たとえばヒューストンのミニッツ・メイド・パーク
ユニオン駅という歴史的建造物に隣接し、駅の跡地であることにちなんで外野左中間後方に、なんと蒸気機関車が! 試合開始時や、ホームチームの選手が本塁打を打った際には汽笛を上げて走るんですよ。

ほかにもアリゾナのチェイス・フィールドの外野席にはジャグジー付きのプールがあったり、ニューヨーク・メッツの本拠地シティ・フィールドには球場内にガラス張りのレストランがあったり。日本では考えられないエンターテインメント性で、やっぱり一度は本場・アメリカで野球を見てみたいですね!

アンパイアとレフェリーってどう違うの?

最後にちょっとした小ネタを。よくサッカーファンの方に聞かれるんですが、野球の審判はなぜ「アンパイア」なの?という質問。サッカーは「レフェリー」といいますよね。

これは明確に違いがあります。

・アンパイア=Umpireは、所定の位置から基本的に動かずにジャッジを下す審判
・レフェリー=Refereeは、選手の動きに合わせて動きながらジャッジを下す審判

を指します。

それで野球やテニスはアンパイア、サッカーやラグビーなどはレフェリーというわけですね。これは、明日試合を見ながらでもすぐに言える小ネタなのでオススメです(笑)。

うんちく&トリビアにはこんな本がオススメ!

野球のうんちくやちょっとした雑学が載っている本もありますので、ご紹介します!

漫画・うんちくプロ野球(メディアファクトリー新書)

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林さやか

フリーの編集者兼ライター。「本が好き」の一心で編集者になったものの、スポーツ、文学、手芸、東洋医学など興味はとことん「広く浅く」。父親のやっていたパソコン通信から中学生でインターネットにハマった1983年生まれ。

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