いつも訪れるサイトにログインするとき、その都度IDやパスワードを入力するのが面倒だという人におすすめなのが、「オートコンプリート」。
以前入力した文字列を自動で表記するように設定できるので、IDなどを入力する手間が省けます。
オートコンプリートを設定する
「オートコンプリート」は、一度入力したIDとパスワードが保存され、次のログインから入力が不要になる便利な機能。ただし、IDやパスワードの自動保存は、セキュリティを低下させることもあります。個人の判断で設定を行ってください。
Internet Explorerを立ち上げて、「ツール」メニューの「インターネットオプション」を選択します。
[コンテンツ]タブを開き(1)、「オートコンプリート」の[設定]を選択(2)。
「オートコンプリートの設定」画面が開くので、「オートコンプリートの対象」で「アドレスバー」「閲覧の履歴」「お気に入り」「フォーム」「フォームのユーザー名およびパスワード」「パスワードの保存前に確認」にチェックを入れます。
[OK]をクリックすると画面が閉じます。
「インターネットオプション」画面の[適用]、[OK]をクリックすると、オートコンプリートが設定されます。
ログインの際、入力したIDとパスワードを保存するか確認されます。「はい」を選ぶと、次回以降、自動で表記されるようになります。
次回ログインする際には、ユーザーID確認の欄をダブルクリックすると、保存したIDが表示されます。IDを選択すると自動でパスワードも表示されます。
セキュリティに注意
とても便利な機能ではありますが、冒頭でも触れたとおり、一歩間違うと、アカウントを乗っ取られたり個人情報を知られたりするなどの危険もありますので、共有パソコンや他人のパソコンでは設定せず、自分のパソコンでのみ使うようにしてください。
また、IDやパスワードを忘れて、いざというときにログインできなくなってしまうといったケースもありますので、自分でも意識的に管理していきましょう。