パソコンのデータを定期的に自動でバックアップする方法

パソコンに保存した大事なデータのバックアップを取っていますか?雷が多くなり、データ消失の危機が心配になるこの季節、簡単にできるバックアップの方法を紹介します!

ゴロゴロゴロ・・・ドッカーーーン! 

え、雷落ちた? え、停電? てことは、今作ってたデータ、おじゃん!?

・・・呆然。
なんてことにならないよう、日頃からバックアップを取っておきましょう!というのが、今回の記事の主旨です。
雷が落ちなくても油断はできません。ハードディスクはいきなり寿命を迎えることも多いのです。異音がし始めたので危険を感じ、バックアップを取ろうとするも時すでに遅し、なんてことは珍しい話ではないのです・・・!(経験談)
バックアップは有料のソフトを買わなくてもすぐに行えるので、面倒がらずにレッツ・トライ!

今すぐバックアップを取る方法

とりあえず、大切なファイルを今からバックアップしよう、という場合。
外付けハードディスクやDVD-Rなどに手動でファイルをコピーするのが、一番シンプルな方法です。外付けハードディスクがない場合は、ネット上にファイルを保存できる「Dropbox」などのサービスを活用する方法もオススメ。
詳しい方法はこちらの記事「実は簡単!パソコンのデータをバックアップする方法」で解説しているので、参考にしてみてください!

自動バックアップを設定する方法

定期的に自動でバックアップするようにしたい・・・という人は、Windowsのバックアップ機能が便利です。以下に手順を説明します。

※Windows7の例で説明します

  1. まずは、バックアップ先となる外付けやDVD-Rをパソコンにセットします。
  2. 「スタート」→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「バックアップの作成」の順にクリックします。
  3. 「バックアップの設定」をクリック。
  4. バックアップを保存するドライブ(外付けハードディスクやDVD-R)を指定し、「次へ(N)」をクリック。
  5. バックアップの対象を全てのファイルにする場合は「自動選択」を、指定のファイルのみにする場合は「自分で選ぶ」を選んでクリックし、「次へ(N)」をクリック。

    ※ここでは「自動選択」を選んだ場合で説明します
  6. バックアップを取る頻度や曜日、時刻を指定して「OK」をクリックし、「設定を保存して終了」をクリック。

・・・これで、指定した日時になれば、指定したフォルダが自動的にバックアップされます(※)。
ちなみに、電源オフの状態、スリープ状態、休止状態では自動バックアップは行われないので、日時を設定するときにはご注意を! 
自分がいつも電源を入れている時間に合わせるようにしましょう。

クラウドに自動バックアップする方法

パソコン内の写真や書類、連絡先などをクラウド上に自動でバックアップしてくれる「BIGLOBE自動バックアップ(AOSBOX)」というサービスがあります。
Windows XP以降のパソコンが対象で、データ保存容量は25GB。400円(税別月)/月(初月無料)で、専用ソフトをインストールして簡単な設定をすませば、大切なデータを定期的に自動でバックアップしてくれます。
BIGLOBE自動バックアップの詳細はこちら
もしもの時のために、パソコンのバックアップは定期的にとっておくようにしましょう。
※自動バックアップの曜日など、設定を変更する方法については、Microsoftのサイト「自動バックアップをセットアップまたは変更する(Windows 7)」を参考にしてください。
※Windows Vistaでの設定手順は、「自動バックアップをセットアップまたは変更する(WIndows Vista)」に掲載されています。

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ダヨリン(ヨダエリ)

パソコン通信からネットに親しみ、ユーザー視点に立ったデジタル活用術の記事を『日経新聞』『日経ネットナビ』など多数の媒体で手がける。「イマ・ヒト・ココロ」が執筆テーマで、恋愛アナリストとしての著書も。思春期はドイツ在住。好物はお茶とROCK。 ⇒ダヨリン普通日記