最近、さまざまな自治体が市民に向けて、スマホのアプリを無料配信しているらしい。
避難場所や災害場所が確認できる「防災アプリ」から、普段の生活で活用できる「お役立ちアプリ」、地域の特色を反映した「ゲームアプリ」など、いろんな種類があるようだ。
自治体にとっては、情報をリアルタイムに発信できたり、よくある問合せをQ&Aで掲載すれば、窓口業務の負担を軽くできる、なんてメリットがあるみたい。ゲームアプリなら、自治体のPRにもなるしね。
使う側の市民にとっては、今まで役所へ行かなければ入手しづらかった情報も、スマホを持っていれば簡単に手に入る。アラート機能でゴミ収集日などの忘れやすいイベントを知らせてもらうことも可能だ。
では、どんな自治体アプリがあるのか、その一部を紹介しよう!
いざ、というときに役立つ「防災アプリ」
『名古屋市地震防災アプリ』
愛知県名古屋市の予測震度や液状化可能性、津波浸水深、避難所などを表示するアプリ。GPSと連動して、カメラで撮影された実写の映像に、現在位置の防災情報が合成され表示される。
『Fire Corps め組』
さまざまな自治体が採用している防災アプリ。自治体の火災メールを反映して、地図上に火災発生場所を表示してくれる。GPSを使用して、同じグループの人の現在地点を確認することもできる。
生活に密着した「お役立ちアプリ」
『西東京市ごみ分別アプリ』
ごみの収集日やごみの出し方、出すときの注意点、ごみ分別辞典、よくある質問など、ごみに関するさまざまな情報を確認できる、東京都西東京市のごみ出しアプリ。ごみ収集日をアラートで知らせてくれる。
『新宿区子育てバリアフリーマップ』
東京都新宿区内にある授乳スペース、おむつ替え設備、幼児用便座、ベビーチェアのある施設を表示してくれるアプリ。地図上に害とする施設が表示され、ポイントをクリックすると、その施設の詳細が確認できる。
自治体が好きになる?「ゲームアプリ」
『AR-ARIDA』
有田みかん製品が当たる、AR(拡張現実)を採用した和歌山県有田市の育成シミュレーションゲーム。有田市の観光情報や宿泊スポット、有田みかんの秘密が掲載された電子書籍など、コンテンツも充実している。
『蒲郡市観光ガイド 「ときめき がまごおり」』
愛知県蒲郡市の女性向け「恋愛ゲーム」だ。カレを選んで蒲郡をデート。おすすめスポットに着くと、カレからご褒美メッセージがもらえる。紹介スポット170カ所のさまざまな情報も網羅している。
- 価格:無料 OS:Android2.2以上
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紹介したものだけでなく、いろいろな自治体から、同様のアプリが配信されているみたい。興味のある人は、自分が住む自治体のホームページなどで、アプリを探してみよう!
▼自治体スマートフォンアプリのまとめ(NAVERまとめ)