WordやExcel、PowerPointなどでお馴染みのMicrosoft「Office」シリーズ。実は、Officeには利用手段によっては、サポート期限がある場合があります。もし、このことを知らずに、サポート切れのOfficeを使っていると、思わぬトラブルに巻き込まれるかもしれません。
そこで、今回はOfficeでサポート期限がある製品はどれなのか、また、期限が迫っているOffice 2019のサポート期限はいつなのか、そしてサポートが切れるとどうなるのかなどをご紹介しましょう。
Officeにはサポート期限がある!
冒頭でお伝えした通り、Officeには利用方法によってはサポート期限があります。
Office Premium(プリインストール版) | Office(永続ライセンス版) | Microsoft 365(サブスク版) | |
購入方法 | パソコン購入時点でインストールされている | パソコンとは別に購入して、自身でインストールする | パソコンとは別に購入して、自身でインストールする |
更新有無 | 最新版に更新可 | 購入版から更新不可 | 最新版に更新可 |
料金形態 | パソコン代に含まれる | 1回の支払いのみ | 年額or月額払い |
上記の利用方法のうち、Office(永続ライセンス版)にサポート期限があります。
一方で、Office Premium(プリインストール版)またはMicrosoft 365(サブスク版)を利用している方は、常に最新版が使えるのでサポート期限はありません。
Officeのサポートには2つある
Microsoftが提供するOfficeのサポートには、主に2つの種類が存在しています。
メインストリームサポート
シリーズの発売時期から最低5年間は付与されるサポートです。この期間はセキュリティの更新プログラムの提供や仕様変更などさまざまなサポートを受けられます。
延長サポート
メインストリームサポートの終了から2〜5年間付与されるサポートです。この期間ではセキュリティの更新プログラムを中心とした一部のサポートを受けられます。ちなみに、延長サポートは何か特別な手続きをしなくても受けることが可能です。
※Mac版Officeには、延長サポートは存在しません。
Office 2019のサポート期限は?
では、Office 2019のメインストリームサポートと延長サポートの期限はいつか?
- メインストリームサポート期限:2023年10月10日
- 延長サポート期限:2025年10月14日
つまり、Office 2019の方は、2023年10月ごろにサポート内容が限定され、2025年10月ごろには完全にサポートを受けられなくなるわけです。
サポートが切れるとどうなるの?
そこで気になるのが、Officeのサポートが切れるとどのようなリスクがあるのか?
Officeの機能はそのまま使える
まず、WordやExcel、PowerPointなどOfficeの機能そのものですが、Office(永続ライセンス版)は買切りなので、サポートが切れてもそのまま使うことができます。
セキュリティリスクが高くなる
ただし、サポートが切れると、Microsoftからの更新プログラムや仕様変更などが受けられなくなるので、そのまま使い続けていると有害なウイルスやスパイウェアに感染するリスクが高まり、最悪の場合はパソコンから情報漏洩する危険があります。
サポート終了後はどうすればいい?
今回は、MicrosoftのOfficeで知っておきたいサポート期限をご紹介してきました。Officeのサポートが切れていると、機能そのものは使い続けられるものの、セキュリティのリスクは高まります。では、どうするのが適切なのでしょう?
サポートが切れたまま使い続けるのは危険なので、Office(永続ライセンス版)の最新版を購入するか、Microsoft 365(サブスク版)に加入するのがおすすめです。
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*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。
*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。