メールよりも手軽!ビジネスチャットツールを徹底比較!

ビジネスチャットツールを導入すれば、テレワーク中の社員や社外の人と連絡を取るときに便利! でも、どれを選べばいいか分からない……。そこで、主なビジネスチャットツールを比較してご紹介!

最近ではビジネスチャットツールを導入する企業が増えています。ビジネスチャットツールなら、メールよりも手軽にコミュニケーションが取れて、資料の配布などを行う際にもスムーズです。ただ、さまざまなビジネスチャットツールがあるため、違いが分からない人も多いでしょう。本記事では主なビジネスチャットツールについて、その特徴などを比較していきます。

共通する基本性能

今回紹介するビジネスチャットツールに共通する機能が、個別チャット機能とグループチャット機能です。個別チャットでのやり取りは、相手以外のユーザーは見ることができません。グループチャットでは、グループに参加しているユーザーなら、他のユーザー同士のやり取りも閲覧可能です。

他に、ファイルをアップロードして共有できる機能や、ビデオチャット機能なども、今回紹介するビジネスチャットツールすべてに備わっています。

Slack(スラック)

Slack(スラック)は全世界で1,000万人以上のユーザーが使用しているビジネスチャットツールです。国内では約85,000社の企業が利用しています。

基本性能

Slackではグループチャットのことを「チャンネル」と呼んでいます。組織全体のスペースの中に、案件や部門ごとに「チャンネル」を設置することができます。組織のメンバーなら誰でもチャンネルに参加可能です。

また、通常のチャンネルの他に招待されたメンバーのみが参加できるプライベートチャンネルというものもあります。

Google Driveなどの外部ツールと連携することも可能です。アカウントを連携させると、チャンネル内にアップロードして共有したファイルを、そのまま直接Google Driveに保存することができるようになります。

外部ツールと連携しやすくカスタマイズ性も高い

SlackはGoogleDrive以外にもAsanaやZoomなど、さまざまな外部サービスと連携できるのが特徴です。UIが見やすくカスタマイズ性も高いことから、多くの企業で導入されています。初期設定も簡単に行なえます。

Chatwork(チャットワーク)

Chatworkは国内で365,000社以上の企業が利用しているビジネスチャットツールです。国内ではもっとも高いシェアを誇ります。

基本性能

Chatworkで便利な機能は、過去のメッセージのリンクや引用を入れられる機能です。引用元のメッセージの日時なども表示できるため、何に関する話題なのかすぐに分かります。
また、相手のメッセージに対してリアクションを付けることも可能です。リアクションは、あらかじめ用意されている絵文字の中から選択できます。わざわざ返信するまでもないようなときに、読んだことを相手に伝えるために使うと便利でしょう。

他にも、メッセージにブックマークをつけておける機能や、仕事の進捗状況を共有するのに便利な「タスク」という機能もあります。

シンプルで馴染みやすい

Chatworkは日本国内の企業が提供しているということもあり、日本人にとってなじみやすいのが特徴です。UIもシンプルで、ITにあまり強くない人でもすぐに使いこなせるでしょう。大企業や官公庁から中小企業まで幅広く使用されています。

Microsft Teams(マイクロソフトチームズ)

Microsoft Teamsは、マイクロソフト社が提供しているビジネスチャットツールで、月間アクティブユーザー数は2億7,000万人に達しています。認知度もモニタスの「利用実態調査 ビジネスチャットツール編」によると32.7%と比較的高めです。

基本性能

Microsoft Teamsには既読機能があり、相手がメッセージを読んだかどうか確認できます。読んだ人数を確認したり、既読機能をOFFにしたりすることも可能です。
在席か離席中かを表示する機能や、メンション機能なども付いています。メンション機能とは、特定の相手に対して通知を行う機能のこと。急ぎで対応してもらいたいときなどに便利です。

マイクロソフト製品と連携して使える

Microsoft TeamsはWordやExcelなど、マイクロソフト製品との親和性が高いのが特徴です。マイクロソフト社の製品と連携して使用することができます。Microsoft365を利用している場合には、Microsoft Teamsも無料で利用可能です。また、ビデオチャットに関して好評を得ており、オンライン会議などを行う企業でよく利用されています。

LINE WORKS(ラインワークス)

LINE WORKSはビジネス用のLINEです。モニタスの「利用実態調査 ビジネスチャットツール編」によると認知度は37.8%で、ビジネスチャットツールの中ではもっとも多くの人に知られています。導入企業は35万社以上に達しており、ユーザー数も400万人以上です。

基本性能

LINE WORKSでは、LINEのトークやグループトークとほぼ同じ機能が付いており、LINEと同じような感覚で使えます。それに加えてフォルダや予定、ノートなどの機能も利用可能です。
入電メモや伝言などの機能もあり、外出中の同僚宛の電話に対応したときなどにトークで知らせることができます。既読機能があるため、きちんと伝わっているかどうかも確認できて便利です。

LINEと同じ感覚で使えてハードルが低い

ビジネスチャットツールをあまりよく知らない人でも、LINEを知らない人はほとんどいないのではないでしょうか。LINE WORKSはLINEと使い方がよく似ているため、LINEを使っている人なら簡単に使いこなせるでしょう。

LINEとの違いは「予定」や「フォルダ」など、ビジネス用の機能が備わっている点です。「予定」の機能では、グループチャットのメンバー全員に関係するスケジュールを、カレンダーに表示して管理できます。フォルダにはファイルをアップロードして保管しておけるため、メンバーでファイルを共有したいときに便利です。

スマホで操作しやすいため、卸売業・小売業・製造業・建設業などの業種で導入している企業が多いです。設定も簡単なので、専門のIT担当者がいない企業にも向いているでしょう。

Workplace(ワークプレイス)

WorkplaceはFacebookやInstagramで有名なMetaが提供しているビジネスチャットツールです。全世界で700万人以上が有料プランを利用しています。

基本性能

Workplaceでは、特定のメッセージを固定しておくことが可能です。固定されたメッセージは、他のメッセージに埋もれてしまうことがありません。重要度の高い内容のメッセージを固定しておくと便利です。

自動翻訳機能があるので、社員や取引先などに外国の方がいる場合におすすめです。他に、日時をあらかじめ指定してメッセージを投稿できる機能なども備わっています。

共同作業に向いている

WorkplaceはUIや操作方法がFacebookによく似ているのが特徴です。そのため、普段Facebookを利用している人なら、すぐに使いこなせるでしょう。

また、ノートという機能により他のユーザーと情報を共有したり、ファイルをアップロードしたりできます。ノートを閲覧できるだけのユーザーと、ノートで共同作業するユーザーの設定なども可能です。そのため、共同作業を行うのに向いており、社内全体で意見交換や情報共有を行いたい場合におすすめです。

用途に合ったビジネスチャットツールを選んで業務効率アップ


ビジネスチャットツール選びは用途に合っているかどうかが大事です。本記事で紹介した、ビジネスチャットツールの機能や特徴などをもとに、最適なビジネスチャットツールをセレクトし、業務効率アップを図りましょう。

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T.A

IT系やスマホの話題から、転職や節約術まで幅広いジャンルで執筆を手がけるWebライター。デジタルモノが好きで、新しいガジェットやWebサービスなどには目がない。