LINEのトークには、メッセージを読んだことを示す「既読」表示があります。いったん既読になると、相手は返事を待つ体制になりますから、「既読」になる、ならないは大事な分かれ目。「既読無視」なんていう言葉もあるくらいです。
LINEはパソコンとスマホで同時に使えますから、途中までパソコンでやりとりしつつ、席を離れてからのやりとりはスマホで継続するという場合も少なくないでしょう。ところが、パソコンの画面でLINEのトーク画面を開きっぱなしだと、送られてくるメッセージがスマホに通知されないまま、ことごとく既読になってしまうのです。
筆者は「読んでいるのにどうして返事がないの!」と叱られたことが何度もあります。かといって、いちいちパソコン側のトーク画面を閉じるのも面倒ですね。
自動的に「既読」にならないようにするには
では、どうすればいいのでしょう。
答えは簡単です。
トーク画面がアクティブな状態になっているときのみ、新規メッセージは「既読」状態になります。そこで、離席するときには、アクティブウインドウを別の画面に切り替えてしまえばいいのです。たとえば、ブラウザにしておくとか、LINEのリスト画面にしておくとか。これで、通知なしで既読になってしまうことはなくなります。
▲トーク画面がアクティブになっている。この状態だと「既読」になる
▲リスト画面をアクティブにしておく。この状態だと「既読」にならない
デスクトップパソコンなどではディスプレイが大きいので、リスト画面とトーク画面を重ならないように置いておくことができます。
リスト画面をアクティブな状態にしておくと、「既読」にせずに、新規メッセージを読むことも可能になります。すぐに対応できないメッセージは「未読」のままにしておくほうがいいかもしれませんね。
LINEの「既読」問題。ときには感情的対立にもつながったりするので、おろそかにはできません。パソコンの前から離れるときには、アクティブウインドウを切り替えるという一手間を惜しまずに、ご機嫌なLINEライフをご堪能ください。