Google ドキュメントでリアルタイムに文字数を表示して文章を書く方法

Google ドキュメントでリアルタイムに文字数を確認しながら文章を書ける! かつてはアドオンを入れないとできなかったリアルタイム文字数カウントが、気づけば標準仕様になっていました。その使い方とメリットを解説いたします。

Google ドキュメント、便利ですよね。ブラウザ上で編集でき、リアルタイムに保存され、他の人との共同編集も可能。筆者は名前が変わる前のGoogle docs時代から愛用しているヘビーユーザーです。

さて、そんな便利なGoogle ドキュメントですが、筆者が原稿を書く際には、現時点での原稿の文字数が何文字かを確認しながら書くようにしています。「え!そんなことできるの?めちゃくちゃ欲しかった機能なんだけど」と思う方も中にはいるかもしれません。今日はその簡単すぎる方法をご紹介します。

[Ctrl] + [Shift] + [C]を押し文字数を確認

Google ドキュメントにはもともと文字数をカウントする機能がついていました。
「ツール」から「文字数カウント」をクリックするか、ショートカットでは[Ctrl] + [Shift] + [C]を押すことで「現時点での文字数」や、そのほかにも、ページ数やワード数(単語数)も確認することができます。

新たに追加された「入力中に文字数を表示」にチェック!

現時点での文字数を確認できるだけでも便利だったのですが、この文字カウント機能に新たに「入力中に文字数を表示」という項目が備わっていたのです。

ここにチェックを入れてみるとどうなるでしょうか?

画面の左下に文字数の小窓が表示されました!

もうちょっと近寄ってみるとこんな感じです。
なるほど、わざわざ[Ctrl] + [Shift] + [C]を押して文字カウントウィンドウを開かなくても、左下部にでるこの小窓で現時点での文字数がわかるというわけですね!

オンにしたら以降も表示される? 非表示の方法は?

さて文字数のリアルタイム表示の方法がわかったところで、2つの注意点もお伝えしておきましょう。

一度オンにしたら次回以降もオン?

まず、この小窓をオンにした場合、次回以降に同じGoogle ドキュメントや別のGoogle ドキュメントを開いた場合にもオンになっているかというとそうではありません。あくまでもその時オンにしたGoogle ドキュメント上でオンになるだけです。次回以降も利用したい場合は、その時に開いたGoogle ドキュメント上で「入力中に文字数を表示」をオンにしましょう。

では、実際に入力する様子を動画でご覧ください!

非表示にする方法は?

なお、一度表示したリアルタイムの文字数表示を消したい場合は、オンにしたときと同様の手順で[Ctrl] + [Shift] + [C]を押したあと「入力中に文字数を表示」のチェックをはずせば、非表示にすることが可能です。

ゴールが見えて、モチベーション維持。最後に決めるエンターキーは格別だ

リアルタイムに文字数を見られることで、原稿文字数が決まっている仕事では、ゴールまであと何文字かという指標を得られるため、筆者にとっては原稿作成中のモチベーションの維持に非常に有効に働いてくれています。

たとえば2,000文字の原稿を書く場合、1,000文字まで到達すると、「よし半分まできた!」という気持ちになりますし、1,800文字を超えてくると「ラストスパートだ!!いくぞー!」と、指がさらに走ります。そんなスパート状態で2,000文字を超えたあとに決める最後のエンターキーは本当に気持ちのよい瞬間です。

アドオン不要で誰でも使える!

この機能がないときは、Google ドキュメントにアドオンを追加してリアルタイム文字数カウントを利用していたほど、ライターの仕事をする自分にとっては重要な指標でした。

しかし、この度Google ドキュメントのひとつの機能として追加されたため、アドオンをいれなくても誰でもすぐに使えるようになりました。みなさんにもこの文字数カウントの小窓を使っていただければと思います。

小窓の文字数を横目に見ながらラストスパートで指を走らせるのは、ランナーズハイならぬライターズハイ状態です。みなさんもぜひこの気持ちよさを体感してみてください。

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うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身後、WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターキャラクターの中の人までこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き。