OECD(経済協力開発機構)の調査では、新型コロナウイルスのパンデミック以前と比較して、日本国内のうつ・うつ状態の人の割合が2倍以上に増加したとの報告があげられました。
そのためか最近では、「メンタルヘルス(心の健康)」に注目が集まっています。
だからといって、まだうつ・うつ状態ではない人が精神科医や、メンタルトレーナーなどの専門家に相談するのはハードルが高いものですし、仕事があると定期的に通うのも難しいものです。
そこで、おすすめなのが「メンタルヘルスケアアプリ」。これはスマホひとつで気軽にメンタルの状態を調べたり、さらには自然とストレスを軽減したりもできる便利なアプリになります。
ここでは、そんなメンタルヘルスケアアプリでおすすめのものを5つご紹介しましょう。
メンタルヘルスケアアプリのおすすめ5選
メンタルヘルスケアアプリにはメンタルの状態を調べられるものと、ストレスの軽減までできるものがあります。では、おすすめアプリの特徴をみてみましょう。
カメラで簡単にストレスチェック「ストレススキャン」
カメラ機能だけでメンタルの状態を調べられるメンタルヘルスケアアプリです。
カメラにおよそ2分間、指先をのせるだけで簡単に心拍が計測されて、その結果から科学的なストレスの数値(自立神経のバランス)を解析し、記録してくれます。
また、アプリ内ではストレスに関連するニュースや、まとめ記事なども配信されるので、ストレス解消法や病気との関連など知識を増やすのにも役立つでしょう。
▼iOS版「ストレススキャン」のダウンロードはこちらから
▼Android版「ストレススキャン」のダウンロードはこちらから
その日の気分がひと目で分かる:MOODA
かわいいアイコンで直感的にその日の気分が分かるメンタルヘルスケアアプリです。
画面下のボタンから「今の気持ち(9種類のアイコン)」にぴったりなものを選択するだけ。アイコンは月ごとに溜まるので、ひと目でメンタルを把握できます。
なお、スマホを振ると同じアイコンごとに整理されたり、パスワード機能でプライバシーに配慮されていたり、とちょっとした便利機能があるのも魅力的です。
▼iOS版「MOODA」のダウンロードはこちらから
チャットボットの質問に答えるだけ:Awarefy
チャットを通してメンタルの状態を記録できるメンタルヘルスケアアプリです。
チャットボットの質問にただ素直に答えるだけで今のメンタルの状態を解析して、毎回、感情の割合や傾向などをグラフやちょっとした説明文にまとめてくれます。
また、瞑想のレクチャーがあったり、マインドフルネス(目の前に集中する状態)を学べたり、とストレス軽減に役立つコンテンツが充実しているのも特徴です。
▼iOS版「Awarefy」のダウンロードはこちらから
▼Android版「Awarefy」のダウンロードはこちらから
AIがケア方法まで提案してくれる:self mind
AI(ボット)と会話するだけで診断してくれるメンタルヘルスケアアプリです。
AIカウンセラー「マーク」と会話するだけで今のストレスレベルを計測してくれるだけでなく、会話を積み重ねることでぴったりなケア方法まで提案してくれます。
また、日記機能でその日の出来事や感情を書き留めておくことも可能。主観的(日記)と客観的(AI)の両方の視点から自分のメンタルと向き合うことができます。
▼iOS版「self mind」のダウンロードはこちらから
カウンセラーに気軽に相談ができる:Gift
通話やチャットでカウンセラーに相談できるメンタルヘルスケアアプリです。
あくまでもオンライン上での相談なので、仕事で忙しい方や、「いきなりクリニックに通院するのはちょっと……」という方でも気軽に専門家に相談できます。
また、ここにはカウンセラーのほか臨床心理士や就労支援アドバイザー、セラピストなど1,000人以上が登録していて、自ら専門家を選べるのもポイントです。
▼iOS版「Gift」のダウンロードはこちらから
▼Android版「Gift」のダウンロードはこちらから
メンタルヘルスケアアプリで早めの対処を
今回は、日々のメンタルの状況を調べられたり、ストレス軽減に役立てられたりする、おすすめのメンタルヘルスケアアプリ5選とその特徴をまとめてきました。
新型コロナウイルスの影響で仕事でも、プライベートでも気軽に人と会って食事したり、遊んだりしづらい今、私たちのメンタルは崩れやすくなっています。
ぜひ、メンタルヘルスケアアプリを活用して自身のメンタルの状態を把握し、もし崩れているようなら早めに対処して、心から健康でいられるようにしましょう。