Fire TV Stick 4KとEcho Dot でホームシアターができる
おうち時間が増えて、ネット番組や動画配信を見る時間がおのずと増えたという方もいるのではないでしょうか? かくいう筆者も、YouTubeやAbema、Amazon プライム、最近ではTVerもよく見るようになりました。
我が家のテレビは、10年以上も前のものでスマートテレビが当たり前になった現在においては旧式と言ってもいいほどのものですが、AmazonのFire TV Stickを購入したおかげで、スマートテレビ同様に先述の動画配信サービスを利用できるようになりました。
さて、そんな我が家の必需品Fire TV Stick(第2世代)ですが、2017年に初めて購入してから、その後2021年にFire TV Stick 4Kに買い替えました。我が家のテレビは4Kには対応していないのですが、Echo Dot(第3世代)と組み合わせることでホームシアターを構築できることを知り、買い替えることにしたのです。
設定はAlexaアプリとFire TV Stickから実施
Fire TV端末やEcho端末、Alexaアプリを初めて利用する際は初期設定が必要です。各自でお済ませください。当記事では初期設定が済んでいる前提で解説いたします。
必要なもの
・テレビ
・Fire TV端末(我が家の場合は、Fire TV Stick 4K)
・Echo端末(我が家の場合は、Echo Dot(第3世代))
・Alexaアプリ
事前準備(最新バージョンかの確認)
まず、ホームシアター設定を始めるまえに、Fire TV Stick 4Kおよび、Echo Dotのソフトウェアアップデートを確認し、必要であれば最新バージョンにアップデートします。
また、Alexaアプリについてもアプリを最新版にアップデートします。
Alexaアプリからホームシアターを構築する
Alexaアプリを開き、「デバイス」タブから「+」をタップします。「スピーカーを構成」を選択します。
「ホームシアター」を選択します。対応するFire TV端末を選択し、「次へ」をタップします。
スピーカーとして使用する対応Echo端末を2台まで選択し、「次へ」をタップします(このときEcho Subをお持ちの方はオプションとして選択可能です)
Echo端末を2台使用する場合、左右のスピーカーのチャンネルを設定できます。左右が逆の場合は「スピーカーの切り替え」をタップして切り替えし、「次へ」をタップします。
ホームシアターに名前を付け、「次へ」をタップします(筆者はそのまま「ホームシアター」という名前にしています)。
作成したホームシアターを追加するグループを選び「次へ」をタップします。
これで、ホームシアターの設定が完了しました。
試しに再生したら、部屋全体が鳴ってる感覚
試しにアーティストのライブを再生してみたところ、なんだこの臨場感は!と叫びたくなるほどの音の広がりを感じました。ふたつのスピーカーを部屋の対角線上にそれぞれ置いただけで、部屋全体が鳴っているような感覚さえ覚えます。
構築してみて感じるホームシアターの良さ
ホームシアターを構築してから半年ほど経ちますが、よかったなという点がいくつかあるので挙げてみたいと思います。
・左右のスピーカーにより、臨場感が格段にあがった
・テレビの近くにいなくても、音を聞き取りやすくなった
・スピーカーを動かすことで、聞きたい場所をカスタムできる
一番に感じたのは、音の聞こえの良さでした。筆者の暮らすマンションは割と静かな住宅街にあるものの、家の中でテレビの音を邪魔するものとして、空気清浄機、ストーブ、エアコンなどがありました。対処するためにはテレビの音量を上げるしかなかったのですが、ホームシアターを導入したところ、Echo Dotをソファの近くに1台、キッチンに1台設置したことで、ソファにいてもキッチンにいてもテレビの音を聞きやすくなったのです。
ながら聞きでも、なんとなく番組内容を把握できるようになった
特にキッチンにいるとレンジの音や水道の音などさまざまな音に邪魔をされますが、キッチンにもスピーカーがあるので、今までほとんど聞こえていなかったテレビの音がよく聞こえるようになりました。
以前までは、テレビの近くでしか聞こえないために、最初から見るつもりがなかった番組も、現在では、ながら聞きしていればなんとなくテレビの内容をつかめるため興味も持てるように。夫婦で一緒に見ている連続ドラマも、どちらかがキッチンで調理したり食器を洗ったりしながら観るのもストレスなくできるようになりました。
子供のテレビの話についていけるようになった
ひとつわかりやすい例として、子供のテレビの話に以前よりついていけるようになったというのがあります。
「ウルトラマンエックスはね、飛行機と車が合体するんだよ」
子供は、自分が観たテレビの話などをよく聞かせてくれるのですが、今までだと「へー、そうなんだね」くらいにしか返せなかったのですが、ながら聞きができるようになったことで「そうだよね、あれかっこいいよね」などと前よりも子供側に立って返事ができるようになったのも大きな変化かなと思います。
Echo端末は2台まで。ホームシアターに対応する機種は?
Fire TV端末 | 対応するEcho端末* |
Fire TV Stick 4K Max | Echo Studio Echo(第3世代) Echo(第4世代) Echo Plus(第2世代) Echo Dot(第4世代) Echo Dot with clock(第4世代) |
Amazon Fire TV(第3世代) Fire TV Stick 4K Fire TV Cube(第2世代) Fire TV Stick(第3世代) |
Echo Studio Echo(第2世代) Echo(第3世代) Echo(第4世代) Echo Plus(第1世代) Echo Plus(第2世代) Echo Dot(第3世代) Echo Dot(第4世代) Echo Dot with clock(第3世代) Echo Dot with clock(第4世代) |
*Echo Subは上記のすべてのEcho端末とペアリングできます。
なお、筆者はFire TV StickからFire TV Stick 4Kへ買い替えをしたように、ホームシアターを実現するためには、それに対応したFire TV、および、Echo端末が必要となります。
現時点で対応している機種はそれぞれ上記となりますので、これからFire TVおよびEcho端末でホームシアターを構築しようと思っている方は、対応機種にご注意ください。
Amazonのセールを見逃すな!筆者の購入価格
いかがでしたでしょうか。Fire TV、および、Echo端末を購入すれば手軽に安価でホームシアターを構築できます。
これからどちらも揃えようかという方は、しばしば開催されるAmazonのタイムセールをぜひ狙ってみてください。参考までに筆者のセール時の購入価格がこちらです。
端末 | 通常価格 | 筆者のセール時の購入価格 |
Echo Dot(第3世代) | 4980円 | 1480円 |
Fire TV Stick 4K | 6980円 | 5480円 |
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