普通の動画配信と何が違う?「THE FIRST TAKE」

YouTubeチャンネルで人気の音楽コンテンツ「THE FIRST TAKE」。どんなチャンネルなのか、どんな楽しみ方ができるのか!?その魅力をご紹介します!

動画配信サービス「YouTube」チャンネルで話題の「THE FIRST TAKE」。
2019年11月にサービスのサービス開始以来、着々とファンを増やし、2021年11月現在では522万人が登録する、さまざまなアーティストの音楽が楽しめる人気チャンネルです。

話題のコンテンツですから、ご存じの人も多いかと思いますが、YouTubeユーザーでも「いつも同じチャンネルを見ている」という人も意外といるのではないでしょうか。

そこで、音楽に関するYouTubeチャンネルは数あれど、一風変わったコンセプトで人気を博しているこの番組の魅力をご紹介します!

▼「THE FIRST TAKE」の公式サイトはこちら

※本記事は、2021年11月1日時点での情報をもとに制作しています

コンセプトは「一発撮り」!

「THE FIRST TAKE」の一番の特色は、アーティストが一発撮りで曲を披露するパフォーマンス動画が配信される番組であること。「ONE TAKE ONLY, ONE LIFE ONLY. 一発撮りで、音楽と向き合う」をコンセプトにしたチャンネルなのです。

収録スペースに用意されているのは、人数分のマイクのみというから驚きです。

通常の音楽番組では、アーティストのパフォーマンスがうまくいくまで撮り直しをしたり、映像を編集したりしたものが視聴者のもとに届きますが、「THE FIRST TAKE」は一本勝負。

一方で「一発撮り」というルール以外は他は何でもOKで、アーティスト本人の歌や演奏はもちろん、動画に対するコメントなど、普段は見られないパフォーマンスでアーティストの表現力をじっくり味わえるのが魅力です。

更新は不定期で、基本は1回につき1アーティストが出演していますが、「THE FIRST TAKE FES」では、複数のアーティストが登場します。

また、コロナ禍においては、アーティストの自宅やプライベートスタジオから楽曲を届ける「THE HOME TAKE」というコンテンツが公開されています。

どんなアーティストが登場するの?

「THE FIRST TAKE」にこれまで登場したアーティストは100組を超え、今後もどんどん増えていきそうです。出演するアーティストの多くはソニーミュージック系列の所属という特徴がありますが、ソニー系列でないメジャーレコード会社所属のアーティストの出演もみられます。

登場したアーティストのごく一部を紹介すると……

  • 藍井エイル
  • 秋山黄色
  • ASCA
  • 足立佳奈
  • あたらよ
  • 雨宮天
  • 生田絵梨花(乃木坂46)
  • adieu
  • 石崎ひゅーい
  • 梅田サイファー
  • Uru
  • EXILE TAKAHIRO
  • HY
  • マカロニえんぴつ
  • milet
  • miwa
  • 安田レイ
  • yama
  • 優里
  • YOASOBI
  • LiSA
  • 秦基博
  • 平井大
  • Who-ya Extended
  • 藤井フミヤ
  • ポルノグラフィティ
    (順不同)

などなど。そうそうたるメンバーが名を連ねています。

楽しみ方いろいろ!人気の秘密とは?

人気はうなぎのぼりで、今後もさらにファンが増えそうな「THE FIRST TAKE」。
人気の理由や楽しみ方としては、次のような点が挙げられるのではないでしょうか。

  • 「一発撮り」という再現性のなさに、臨場感や緊迫感があり、一度きりのライブを観ているような迫力
  • 映像は全て4Kで撮影されており、公開も4Kに対応しているため、曲とともに鮮明で美しい映像が楽しめる
  • とにかく出演アーティストが豪華! 一流だからこそ一発撮りに臨み、クオリティの高いパフォーマンスを見せるプロフェッショナルの姿に感動
  • アーティストのどことなく緊張した面持ちや、ちょっとしたおしゃべりなど、MVや通常の歌番組にはない距離の近さ、新鮮さを感じられる
  • 収録前からパフォーマンスが終わる前までをノーカットで観られるので、アーティストのルーティーンやチューニングの様子など、普段は見られない部分までみられる

どんなアーティストが登場するのか、どんなイベントが企画されるのか……今後が楽しみなコンテンツのひとつです!

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Kana.mM(かな)

編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立し、そろそろ10年。旅行、不動産、広告、生活系のジャンルで執筆活動中。趣味は野球観戦と戦争ゲーム。アナログ心を忘れないデジモノ好きを目指しています。