「Windows 8は使いにくい」
このような声は今もなお耳にしますし、それを受けてか、ウェブ上ではWindows 8の使い心地についての記事を見かけます。
確かに、Windows XPや7に使い慣れているユーザーにとって、Windows 8は従来のスタートボタンに相当するものがないので、使いにくさを感じさせるかもしれません。
BIGLOBEのパソコン活用誌でも、つまづき易いポイントを詳しく解説していますので、Windows 8.1で戸惑っている人は必見!
⇒ Windows 8.1入門(サーイ・イサラ 2014年2月号)
そこで、Windows 8を従来のWindows XPや7のような感覚で使うワザをまとめてみました。
従来の「デスクトップ」画面を使う方法
Windows8 搭載パソコンは、ログイン直後にあらわれるスタート画面が従来のWindowsと大きく異なります。モダンUIと呼ばれる正方形や長方形のコマが並んだ画面。これに従来のユーザーは面食らってしまうのです。
そのコマの名前はタイルといいますが、ここまでの話は覚えなくても大丈夫。その中の[デスクトップ]と表示があるコマをタップ(またはクリック)してください。すると、従来のパソコンでよく見たものと似た画面があらわれます。
Windows 8は、ひとつひとつのソフトウェアを「アプリ」と呼びます。「デスクトップ」もそのうちのひとつだと思ってください。
使い始めのうちは、Windows 8を立ち上げたらすぐにデスクトップをひらく。他のコマは触らない。アプリは開かない。これを徹底するだけで、Windows 8への恐怖心は和らぐと思います。
よく使うソフトはデスクトップにショートカットを置く、またはタスクバーへ固定する
Windows 8には従来のスタートボタンに相当するものがありません。7以前のWindowsなら、ソフトウェアを開くときにまずスタートボタンをクリックし、一覧を表示できました。しかし、Windows 8ではそれが叶いません。
そこで、よく使うソフトはデスクトップにショートカットを貼ったり、タスクバーへ固定するようにしましょう。手順は従来のWindowsと同じです。
フリーソフトでスタートボタンをつくる
Windowsを提供するマイクロソフト社のものではありませんが、従来のスタートメニューのように使えるソフトウェアがあります。
完全に日本語に対応し、かつ無料のソフトではIObit社の「Start Menu 8」があります。
デスクトップに従来のスタートメニュー・スタートボタンを追加するだけでなく、パソコン起動時にMetro UIを表示せずにいきなりデスクトップ画面を表示できるようにも設定できます。
Windows XPや7の感覚で使いたい方にはうってつけのソフトウェアでしょう。