「流星群」とは、天体球のほぼ一点から放射状に現れるたくさんの流星のこと。
今回は、2017年の8月から11月にかけて見られる流星群をご紹介します。
都内でも明かりの少ない場所から見られることがあるので、チャレンジしてみてくださいね。
<7月17日~8月24日頃>豊富な出現数! ペルセウス座流星群
明るい星が多い、夏の風物詩・ペルセウス座流星群。
8月13日の夜明け頃がピークでしたが、8月下旬までと観測期間が長いのがペルセウス座流星群の魅力。
山など街灯がないところは特に見えやすいので、レジャーの際は積極的に夜空を見上げてみましょう。
<8月3日~8月25日頃>肉眼でも見えやすい! はくちょう座κ流星群
ペルセウス座流星群に混じってちらほら見える、はくちょう座κ(カッパ)流星群は、末端が爆発する特性があり、肉眼でもわかりやすいのが特徴です。
流星数はそれほど多くなく、1時間に数個見えればラッキーなのだそうです。
ピークは8月18日頃ですが、前後数日は見られる可能性があります。
<10月6日~10月10日頃>見えたらラッキー?10月りゅう座流星群
2012年以降は活発な活動が見られない、10月りゅう座流星群。
ただ、実際に観測時期になって見てみないとわからないのが星空鑑賞の面白いところ。
もしかしたら今年は見えるかも……?
ピークは10月9日頃の夜中だと予測されています。
<10月2日~11月7日>明るい星が多い、オリオン座流星群
速度が早く、明るい星が多い、人気のオリオン座流星群。
近年は出現数が少なく地味めといわれていますが、今年は観測条件がよいとされているのでぜひ見たい流星群です。
10月21日~22日の夜にピークを迎えます。
<11月10日~11月23日>見ごたえたっぷり!しし座流星群
火球が多く、見ごたえのあるしし座流星群。
最古の記録は西暦902年という歴史を持つ流星群です。
2002年以降は、あまり活発な活動が見られないようですが、ピークの11月18日は観測条件もよく、期待できるかも。
観測のコツは、月と反対の暗い方向を見ること!
また、夏から秋でも、場所や時間によっては気温が下がって体を冷やしやすいため、山などで観測する場合は防寒具を用意してくださいね!
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