クラシックのCDが100円ショップで買えるワケ

モーツアルト、ベートーベン、チャイコフスキーにブラームス、”音楽の偉人”たちの楽曲が、100円ショップで売られているのはいったいなぜ?

普段お世話になっている100円ショップ。
入るたびに「コレも100円か!」と、いまだに驚かされる。
で、先日驚いたのがクラシックのCD

モーツアルト、ベートーベン、チャイコフスキーにブラームス、“音楽の偉人”たちの楽曲が、100円で買えちゃうのだ。
しかも、カラヤンが指揮をして、ウィーンフィルが演奏するなんてのも、すべて100円! コレって一体、どうしてなの?

ほとんどの場合、著作権切れ

なんでクラシックCDが安いのか?
それは、著作権が発生しないからなのだ。
日本では、作曲者の著作権が切れるのは、没後50年。
当然のことながら”音楽の偉人”たちは、50年以上前に亡くなっているので、著作権が発生しない。
さらに、演奏した人にも著作権が発生するけれど、これが切れるのは、演奏を録音してから50年。
なので、カラヤンが指揮しようが、ウィーンフィルが演奏しようが50年前の録音であれば、著作権が発生しないのだ。

曲を解説した小冊子がないぶん安い

安さの秘密、もうひとつは付属の解説書。
一般的なCDには、曲の解説などが詳しく書かれた小冊子が付いている。ところが100円CDには、この小冊子が付いていない場合が多い
この小冊子を作るにも、製作費や印刷代、解説者へ支払うギャランティなどが発生するので、これを付けなければ、さらに安く売ることができる。
というわけで、100円ショップでCDが安く買えるのは無名の人が演奏しているからでも、音質が悪いからでもない。
なので「ちょっと心配・・・」と購入をためらっていた人は安心して”100円クラシック”を楽しんでみよう!

ダウンロードフリーの「クラシック名曲サウンドライブラリー」

おや待てよ、ということは、かつての名曲を自身で演奏してしまえばWeb上で配信したりしてもいいのかな?
と思って調べてみると・・・ ありました!
クラシック名曲サウンドライブラリー」というサイト。
最新のデジタル技術を駆使し、サンプリング音源で再現したクラシック音楽を公開しているサイトだ。
生演奏ではなくバーチャルなものだけれど、曲は十分に楽しめる。
ライセンスフリーなので、気になる人はさっそくダウンロードしてみよう。

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牛島義之(うしじまよしゆき)

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーランスとして独立。以降、アウトドアをはじめ、遊びにまつわる数々の原稿を雑誌やWEBサイトにて執筆している。 ⇒今日も明日も『ゆる~い生活』