Windows 10では、過去のWindowsで利用できた「Windows Media Payer」が使えないため、デフォルトではDVDを観ることができません。そのため、DVDを観たい場合には、専用のアプリをインストールする必要があるのです。そこで今回は、無料でDVDを視聴できるアプリ「VLC media player」を紹介します。
VLC media playerのインストール方法
まず、VLC media playerをダウンロード(DL)しましょう。「VLC media player」とは「VideoLAN」という会社が提供している無料DVDプレーヤーアプリで、オフィシャルのWEBサイトからDLすることも可能です。
しかし、海外の会社ということもあり、途中からメッセージが英語で表示される部分があります。
▲VLC media playeのオフィシャルサイトはこちらから
そこで今回は、Windows用ソフトに特化したアプリ、フリーソフトのダウンロードサイト「窓の杜」からDLしてみたいと思います。
▲「窓の杜」へはこちらから
お使いのOSに合わせてDLするアプリ「VLC media player」のバージョンを選択します。今回のOSは64bit版のWindows 10なので真ん中のものをDLしていきます。
アプリをPCにDLできたら、ダブルクリックして言語を選択しましょう。
セットアップウィザードが立ち上がりますので、「次へ」をクリックします。
ライセンス契約書の内容を確認できたら、「次へ」をクリックしましょう。
コンポーネント選択画面にすでにチェックが入っています。問題なければ「次へ」進みます。
インストール先を選択して、「インストール」をクリックすればインストールがはじまります。
インストールが終了したら、「次へ」をクリックします。
「VLC media player セットアップウィザードは完了しました。」と表示されたら、「完了」をクリックします。
「プライバシーとネットワークポリシー」の内容を確認し、「メタデータのネットワークアクセスを許可」「定期的にVLCのアップデートを確認」にチェックを入れ、右下の「続ける」をクリックする。
するとプレーヤーが立ち上がります。DVDプレーヤーに観たいタイトルを入れて、再生ボタンをクリックすれば再生がはじまります。
また、デスクトップ上には、カラーコーンのショートカットアイコンができあがっていますので、こちらからスタートすることも可能です。
Windows DVD プレーヤーでも観られる
もともとWindows 7や8を使っていた方がWindws 10にアップデートしたというケースであれば、「Windows DVD プレーヤー」というアプリを無料でインストールして、DVDを観ることもできます。
なお、無料インストールするための条件は、以下の通りです。
Windows 7の場合
「Windows 7 Home Premium」、「Windows 7 Professional」、また「Windows 7 Ultimate」を「Windows 10」にアップグレード
Windows 8.1の場合
「Windows 8 with Media Center Pack」、「Windows 8 Pro Pack」、また「Windows 8.1 with Media Center Pack」、「Windows 8.1 Pro Pack」を「Windows 10」にアップグレード
また、Windows 10(搭載のPC)を購入した方でも、「Windows 10」のストアから「Windows DVD プレーヤー」のアプリを入手できます。ただし、その場合は1,750円(税込)の有償アプリで、かつストアログイン時にマイクロソフトアカウントが必要になるため注意が必要です。
▲アプリ「Windows DVD プレーヤー」の詳細はこちら
Windows 10のDVD鑑賞もこれで一安心
これまでWindowsでDVDを観る場合には、多くの人がWindows Media Payerのお世話になっていたと思います。使えなくなって初めて、その存在の大きさに気づいた方も多いでしょう。しかし、今回紹介したVLC media playerも非常に簡単に利用できますので、ぜひ試してみてくださいね。
※価格などの情報は2019年11月15日時点のものです。最新の情報は各サービスサイトをご確認ください。