帰省中にも自宅と同じようにスマホを使うには、いくつかの方法があります。
一番簡単なのは、普段の外出と同じようにモバイル通信を利用してスマホを使う方法です。でも日数によってはすぐに通信制限にかかったり、余分な料金がかかってしまいます。
帰省中もお金をかけずにスマホを使うには
帰省だけでもお金がかかってしまうので、できれば、スマホにはあまりお金をかけたくないですよね。
通信するときにはカフェやコンビニなどのWi-Fiスポットを探すという人もいますが、いちいち出かけるのは面倒な人が多いでしょう。
帰省のときだけデータ通信量の多い契約プランに変更したり、ポケットルーターをレンタルする方法もあります。しかし、別に費用がかかってしまいます。
家族連れでの帰省では、データ通信を行うのはスマホだけではありません。ゲーム機などがあればさらに通信量が増えてしまうので、帰省する側としては真剣な悩みです。
ホスト側としては、Wi-Fiルーターは気軽に貸しにくい
帰省してきたゲストがWi-Fiルーターを使わせてほしいと言うこともありますが、Wi-Fiは気軽に貸せるものではありません。
Wi-Fiを使わせるには、パスワードを教える必要があるからです。また、場合によってはサーバーやハードディスクなどもWi-Fiに接続しています。そこはプライベートな部分ですし、重要なデータが保存されているので、他人にはアクセスされたくないところです。
そこでおすすめするのが、Wi-Fiルーターのゲスト機能です。
ゲスト機能ってなに?
Wi-Fiルーターには、機種によっては、ゲスト機能というWi-Fiルーターを来客に一時的に貸すための機能があります。
ゲスト機能には次のような特徴があり、ゲスト側もホスト側も安心してWi-Fiルーターを使えるようになっています。
パスワードを教える必要がない
ゲスト機能で使うパスワードは、ユーザーが普段使っているSSIDやパスワードとは違うものです。普段使っているパスワードを教える必要はありません。
インターネットにしかアクセスできない
同じWi-Fiルーター上にあっても、ゲスト機能はホスト側が普段使っているパソコンや外付けハードディスクなどにはアクセスできません。ゲスト機能で接続できるのはインターネットのみです。
接続を切り忘れることがない
ゲスト機能は設定でオン/オフできますが、タイマーのように接続の終了時刻を設定して自動的に接続を切ることもできます。
もちろん、ゲスト機能による通信でも通信は暗号化されます。
ゲスト機能があるWi-Fiルーターはどれ?
Wi-Fiルーターの多くの機種には、ゲスト機能がついています。ゲストポート、ゲストSSIDなど呼び方はさまざまです。
もちろん、ビッグローブ光でレンタルしているNEC Aterm WG1200HS3というWi-Fiルーターにもゲスト機能(ゲストSSID)があります。
こういう機種なら、友達や友人にも安心してWi-Fiを使わせてあげることができますね。帰省客を迎えるホスト側の方には、おもてなしの1つとしておすすめです。
※Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの商標または登録商標です。
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