最近「VR」という言葉をよく耳にします。
「顔にゴーグルみたいな装置をつけるヤツでしょ!」というイメージを持っていても、説明してと言われたらどう答えて良いのか困ってしまう人も多いのではないでしょうか?

実は昨今の盛り上がりは、「2016年はVR元年」と言われたほど。
この記事ではVRとはいったいどんなものなのか、説明したいと思います。

ヘッドマウントディスプレイで一気に注目

VRは「Virtual Reality:バーチャルリアリティ」の略で、日本語では「仮想現実」と訳されることが多いです。
VRはコンピューター技術を使って、目の前に全く違う世界を作り出すことで、いろいろな体験をすることが出来ます。

実はVR自体はそんなに新しい技術ではありません。VRという言葉自体は1998年に登場し、1990年代にVRのブームがやってきました。しかし、その後、ブームが去り、2016年後半に再び注目されることに。

なぜ、2016年に注目集めたのでしょうか? それはヘッドマウントディスプレイと呼ばれる、頭に装着する特殊映像装置が安価に提供されるようになったからです。

特に2016年10月13日に販売された、PlayStation 4のVRシステム「PlayStation VR」(4万4,980円)は話題を集め、一般の人にもVR人気を印象づけた製品です。

PlayStation VRは発売直後に売り切れ、長く品薄が状態が続いており、今年の1月26日に一部再販されましたが、一瞬で売り切れてしまいました。対応したゲームで遊べば、360度ゲームの世界に取り囲まれ、本当にその場所にいるように感じます。

最安1,200円で楽しめちゃう!

より安価なヘッドマウントディスプレイ製品も販売されています。「ハコスコ」 という製品は、なんと段ボールでできており、自分で作ります。お値段は1,200円! スマートフォンをハコスコに入れ、専用のアプリを立ち上げて鑑賞することが出来ます。

ヘッドマウントディスプレイとは、「没入型」「透過型」の2種類ありますが、注目されているのは、目を全部覆う「没入型」です(「PlayStation VR」や「ハコスコ」はこのタイプです)。
このディスプレイを到着すると、視線が向く方に映像が映ります。つまり、下を向くと地面が、見上げると空が、水平方向には建物が見える......という映像体験がヘッドマウントディスプレイを装着すると楽しむことができます。当然、このディプレイに映像を流すコンテンツも360度対応をしてないといけません。

自宅にいながら北海道旅行も!

現在はゲームを中心に使われているVRですが、それだけではありません。最近では「仮想観光」によく使われています。ヘッドマウントディスプレイを装着して、自宅にいながら、日本はもちろん世界の観光地を楽しむことができるのです。
例えば北海道の美唄市では、VR専用のページを提供しています。ジャイロセンサーを搭載したスマートフォンであれば、ヘッドマウントディスプレイなしでも楽しむことが出来ます。

VR観光体験〜北海道美唄市〜 

AndroidやiPhoneのアプリでも、ロンドンやUAEなどもVRで楽しむことができます。
・London VR Android版 iOS版
・UAE VR Android版 iOS版

これらのコンテンツを利用すれば、旅行に行けないお爺ちゃんやお婆ちゃん達に手軽に世界旅行をプレゼントすることができます。

教育分野にも期待

また、VRは教育やトレニーニング分野でも使われています。

アメリカ陸軍では、VRを使った訓練が正式に採用されており、ある報道では室内でフル装備の米兵が、ヘッドセットを装着してトレーニングしている様子を伝えています。
VRを使えば、中東の砂漠や南米のジャングル、アメリカの街並みまで、一瞬にして作りだし、兵士達を訓練させることができます。

また、模擬手術や手術の映像を360度化して配信している事例もあるようです(「エンタメだけじゃない。医療現場でのVR事例まとめ」)。3DのコンテンツもVRは得意とするところです。人間の臓器を立体的に学ぶにはVRはぴったりのテクノロジーと言ってよいでしょう。

GoogleのコンテンツがどんどんVRで楽しめるようになっている

VRに力を入れている企業の一つがGoogleです。

Googleは「Google Cardboard」というプログラムを発表しています。これは、安いビューアーとスマートフォンを使って、GoogleのコンテンツをVR化して楽しむものです。
Google Cardboardを使えば、歴史的な遺産を提供している「Google Arts & Culture」も360度から楽しむことが出来ますし、「Googleストリートビュー」や「YouTube」も全方位から楽しむこと出来ます。

興味がある人はスマートフォンを使ったビューアーを使ってみるのはいかがでしょうか?

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江原顕雄

PC、インターネットが得意ジャンルのフリーの編集・ライター。「ぁゃιぃわーるど」「下水道」で誕生して、「あめぞう」で乳児期を過ごし、「壺」で育ててもらいました。

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