2台持ちが当たり前?!デバイスの使い分け術まとめ

スマホやタブレットは生活必需品のひとつ。最近では、追加でスマホやタブレットを持つ”2台持ち”をする人たちが増えています。ここでは、デバイスの使い分け術をまとめてご紹介します。

 

連絡や情報収集に欠かせないスマートフォン(以下、スマホ)。最近では、スマホとタブレット、ガラケーとスマホなど、さまざまなデバイスを含めると2台以上持っている、という人が増えてきています。
では、複数台持っている人はどのような使い分けをしているのでしょうか。そこに、デバイスを上手に使いこなすヒントがありそうです。

複数台持ちが基本?!デバイスの使い分け術とは

新しいスマホやタブレットの追加購入を検討するとき、その使い分けに悩んでしまいます。そこで、今回はエンジョイ!マガジンの編集・ライターにデバイスの使い分けについてアンケートを実施しました。ここでは、アンケート結果をもとに、デバイスの使い分け術をまとめてご紹介します。さっそく、以下で使い分け方法についてみていきましょう!

OS別に使い分ける

アンケート回答で多かったのが、OS別でデバイスを持っている、というもの。
「もともとは『Android OSとiOSそれぞれの動画確認ができる状態にしたい』と思い、スマホの複数台持ちをはじめました。(ライター・まきはら)」
「アプリはAndroid用が使いやすいものとiPhone用が使いやすいもので使い分けています。(ライター・成瀬)」

といった声が上がっています。
AndroidとiOSで同じアプリでも機能が異なることがあります。アンケートに回答した方の大半が、動作検証用としてOS別に使い分けをしています。一般的な使い方でも、使いたいアプリが一方のOSでしか提供していない、あるいは一部機能が異なるためどちらかに限定して使いたいこともあるため、OS別に使い分けるという活用法もあります。

メインとサブとして使い分ける

メインとサブで使い分けている、という回答も多々ありました。
「(メインのAQUOS Rでは)TwitterやLINEなど、SNSを中心に利用しています。(サブの)iPhoneではApple Payによる支払いを中心に使っています。(ライター・石井)」
「LTE回線の入っているSHARPがメインです。スマホの一般的な使い道として考えられるような部分(メール・LINE・SNS・買い物・銀行アプリなど)、ほかに通信に関係するものはすべてセッティングしてあります。Nexus5xは、自宅でWebを見たり、調べ物をしたり、SHARPで別な操作をしている間の検索などに使っています。(ライター・成瀬)」など、メイン・サブの使い分けはさまざま。自宅用にタブレット、外出用にスマホとして携帯性を考えてメイン・サブで使い分けるのもいいですね。

エンタメ用で使い分ける

スマホやタブレット用の充実したアプリでは、読書やゲーム、音楽などを楽しむことができます。
「3台目は仕事でも使いますが、主にゲーム端末として導入しました。『ガンダムウォーズ』(LINEゲーム)やAndroidにしかないゲームを遊んでいます。(ライター・KEN)」
「HTC U11は、付属のイヤホンの音質が良いので、主に音楽を聴くのに使っています。(ライター・石井)」

ゲームの途中でスマホの着信があると、ややストレスになることも。ゲーム専用として自宅にタブレットを一台置いておくという使い分け方もあります。また、音楽が好きな人にとっては音質にこだわった端末を別で買い足す、というのもいいですね。

防水機能の有無で使い分ける

防水機能があると、キッチンやお風呂など水回りの近くでも使うことができます。「Nexus5xは、お風呂でKindle本を読んだりするのにも使います。(ライター・成瀬)」など、防水機能がある端末ならではの活用シーンがあります。

通話用と閲覧用で使い分ける

ほかに、「電話をしながら、メールやスケジュールを確認したいため、ガラケーとiPhone 7を利用しています。(ライター・KEN)」という声も。
私自身も2台持ちを検討した最初のきっかけは、通話は通話用として使いたい、というものでした。
ガラケーやガラホに加え、LINEやゲームを楽しむためにスマホやタブレットを追加で持つ、というのも、とても便利な使い方です。

サイズの大・小で使い分ける

サイズの大小で使い分けるとしても、その用途はそれぞれです。
「『サイズの大きいものと小さいもの』『明確に特徴機能で差があるもの』など、2台持ちすることのメリットやバランスをより考えるようになっています。(ライター・まきはら)」
ライターのまきはらさんはデバイスの機能を自分流に使いこなしています。例えば、Galaxy Note8は手書きメモや写真撮影などの「情報の記録」、ネット閲覧や読書、動画視聴など「情報の閲覧」などに使用するのだそう。iPhone 8は片手で操作しやすいことから移動中などの調べ物用途、音楽再生や健康管理(AirPods、Apple Watchとセットで使用)などに使用するのだそうです。

カメラ機能で使い分ける

スマホの機能の中でも特に活用度が高いのが「カメラ」です。
「HTC U11はカメラ性能も良く、料理の写真は他の2機種(AQUOS R、iPhone X)より鮮やかに写るので、スナップ写真でも多用しています。(ライター・石井)」
すべての機能を兼ね備えたスマホも少ないため、カメラ機能だけに注目して使い分けるというのもひとつの方法です。

中に入れるSIMはどうしている?

今回のアンケートでは、複数台のデバイスを上手に使いこなしつつ、それぞれのデバイスに入れるSIMについても、いくつか組み合わせて利用している方が目立ちました。
<複数のデバイスで使われていたSIMの組み合わせパターン>
パターン1:メインは音声通話とデータ通信、サブはWi-Fiのみで利用
パターン2:メインは音声通話とデータ通信、サブはデータ通信とテザリング
パターン3:メインは音声通話のみ、サブはデータ通信のみ

さまざまなパターンがありますが、皆さん自分のライフスタイルに合わせた利用シーンとデバイスの機能や特徴を上手に組み合わせて活用しています。
シンプルに音声通話だけを使うなら、データ通信専用のスマホを別で持ったり、音声・データ通信を使うけれどもデバイスを自宅用や携帯用で分けて使ったり、デバイスの組み合わせもそうですが、SIMの組み合わせにも注目です。
その他に「海外旅行のときには、あらかじめSIMロック解除した端末に現地で購入したSIMを入れて使うのですが、(SHARP AQUOS R2よりも)Nexus5xの方が(現地SIMとの)相性問題が起こりにくい(ライター・成瀬)」という回答もありました。

デバイス使い分けでもっと快適に

いかがでしたか?
ほかの人の使い分け方はとても参考になります。
これから買い増しを検討するのもいいですし、実際にどのような目的で買い足すのか目的が定まればデジタルライフがもっと快適になりますよ!

中野友希(なかのゆき)

税理士補助や経理、職場の衛生管理者としてメンタルヘルスケアに取り組むなど、探求心旺盛な会社員時代を過ごす。出産後、楽しい物事を文章で伝えることに使命感を燃やしながら、フリーライターとして独立。ヘルスケア、ペット専門のオウンドメディアなどを中心に執筆中。