もうすぐクリスマス! キラキラした街並みを歩くだけでワクワクしちゃいますよね~。
家の中もクリスマス気分にしたいけれど、ツリーは場所を取るし、リースを作るのは難しそう……。
そんな人には、お花を束ねるだけでできる「スワッグ」がおすすめです!
「スワッグ」って何?
「スワッグ」とは、ドイツ語で「壁飾り」を意味します。
聞きなれないけど、どのようなもの? ものすごくざっくりいうと、花束を作って、さかさまに壁にかけるだけ。これでお部屋がとっても華やかになります。
ヨーロッパでは、リースと同様、スワッグを魔除けのために玄関や室内に飾る習慣があるんだとか。スワッグは「クリスマス限定」の飾りではありませんが、季節の花やクリスマス感のある植物や飾りを選べば、一気にクリスマスムードが上がりますよ。
実際にスワッグを作ってみよう!
それではさっそく実際にスワッグを作ってみましょう。
スワッグ作りに用意するもの
用意するものは、お花やグリーン(葉が主体のもの)などの植物、ハサミ(花用のものと、普通のもの)、麻ひも、リボン。好みによって毛糸などを合わせてもかわいいですよ。
植物以外は100円ショップで調達できるものばかり。
用意する花に特に決まりはありません!
お花屋さんにでかけて、好きな植物をセレクトすればOK。3~4種類もあれば十分ゴージャスになります。
長持ちさせたい人は、そのままドライフラワーにできてしまいそうな、水分が少なめの植物を選ぶといいそうです。お花屋さんにたずねてみてくださいね。
クリスマスっぽいスワッグを作りたいなら、ヒムロスギやセイヨウヒイラギ、クリスマスホーリーなどを取り入れるのがおすすめ。また、小さなリンゴの実や、まつぼっくりを入れるかわいらしくクリスマスの雰囲気が出せます。
また、赤のガーベラを入れてリボンは緑色にするなど、クリスマスカラーを意識するのもいいですね。
いよいよスワッグづくりスタート!
それではスワッグ作りに突入。
今回のスワッグ作りのテーマは「大人っぽいクリスマス」。
用意した植物は4種類。上からブルーバード、フィリカ、ジャノメエリカ、リュウカデンドロンです。ブルーバードがもみの木っぽい植物なので、クリスマスにぴったり。
金額はリボンや紐などを含め、合計4,000円弱くらいでした。
まず、植物をまとめやすくするために、植物の10センチ下の方の葉(下葉)を花用のハサミで切って取ります。また、束ねたときに茎や枝が飛び出す場合は、切って短くしておきます。ブルーバードの枝も長過ぎたので切りました。
次に、グリーンの植物をランダムに重ねていきます。
このとき、背の高いグリーン(葉が主体のもの)を土台(一番後ろ)にして、短いものを手前にするように重ねていくと、グラデーションができて立体感が出ます。
グリーンの土台ができたら、長さを調節した花や実を重ねていきましょう。
他のお花やグリーンが重なりすぎないように、向きや長さを調節します。
植物には、裏表があるものがあるので、実や葉がきれいに見える向きに揃えてあげてくださいね。
とはいえ、そこまで深く考えないでどんどん重ねていってOKです!
すべての植物を束ねたら、輪ゴムでひとつに束ねます。
このとき、輪ゴムを使ってカンタンに束ねるにコツがあるので注目!
まず輪ゴムを、束ねた植物の中で比較的太めの茎や枝(丈夫そうなもの)に引っ掛けます。
その後輪ゴムを全体にぐるぐると巻きつけて3周ほどさせ、最後にまた丈夫そうな茎に適当に引っ掛けます。
こんな感じでOK。
上から麻ひもやリボンを重ねたときに、輪ゴムが見えないようにコンパクトにまとめてくださいね。
次に、麻ひもでぐるぐる巻きにして、ギュッとしばってまとめます。
このとき、束ねた麻ひもに、別の麻ひもを輪っか状にして結びつけておくと、壁をかけるときに引っ掛けやすくなりますよ。
これまた100円ショップなどで売っている、S字フックなどを麻ひもに引っ掛けてもOK。
さらにその上からリボンを結べば完成!
切り取った要らない下葉を使って、ミニスワッグも作ってみました。
さっそく、壁にかけてみました!じゃーん!
かわいい! 無機質な我が家にクリスマスソングが聴こえてきそう……。
ということで、スワッグ、めちゃくちゃカンタンです。
むしろ、お花屋さんで植物を選んで軽く束ねてみたとき、すでに8割がた完成している、といっても過言ではありません(笑)。
にぎやかにしたい人は、オーナメントなどをつけてもよさそうです。
しつこいようですが、オーナメントも100円ショップに売っています。
お花やグリーン、リボンの材質や太さ、色を変えるだけで雰囲気もグッと変わります。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーで作れば、枯れないので毎年使えますよ~。
ぜひ、自分好みのスワッグを作ってみてくださいね♪