2005年、環境省が先頭に立って始めた「クールビズ」。ネクタイやジャケットをなるべく着用せず、冷房の設定温度を28℃にすることで省エネを行いましょうというキャンペーンだ。

2016年も5月1日~9月30日をクールビズ期間として、積極的に省エネを呼びかけている。

しかし、そんなクールビズの上を行くキャンペーンがあるって、知ってた? その名も「スーパークールビズ」。2012年から導入されていて、クールビズをさらに強化したライフスタイルを推進しているのだ。

「スーパークールビズ」って、どんなもの?

スーパークールビズには5つの取り組みが挙げられていて、具体的な「COOL」スタイルが推奨されている。

「COOL FASHION」は、沖縄で普及している夏着のかりゆしやポロシャツを活用して軽装を強化したり、うちわや扇子、日傘で暑さをしのいだりする。

「COOL WORK」は、勤務時間を朝型にシフトする、残業をしない、長期の夏休みをとるなどで効率的な働き方をする。

「COOL HOUSE」は、窓にブラインドや遮熱シートを活用する、グリーンカーテンやすだれなどの設置、こまめな室温確認などで、快適な環境にする。

「COOL IDEA」は、朝や夕方に打ち水、体を内側から冷やしてくれる食べ物をとる、冷却シートや氷のうなどを活用する。

そして「COOL SHARE」は、家族でひとつの部屋に集まって涼む、公共施設を活用する、自然の多い場所で過ごす、カフェやレストランを活用するなどを推奨している。

クールビズとスーパークールビズは、こんなに違った!

「クールビズ」と「スーパークールビズ」、どちらも積極的に省エネに取り組むということで、何がどう違うの? なんて声が聞こえてきそうなので、ここで環境省が提示している具体的な違いを紹介しよう。

環境省では、クールビズとスーパークールビズで、可否の例が提示されている。2015年の例はこんな感じ。

服装 クールビズ スーパークールビズ
ノーネクタイ
ノージャケット (○)
半袖シャツ
かりゆしシャツ (○)
ポロシャツ ×
アロハシャツ等 ×
Tシャツ × ×
ランニングシャツ × ×
チノパンツ
ジーンズ × ×
ハーフパンツ × ×
スニーカー ×

○=可、(○)=可だが徹底されていない、△=TPOに応じた節度ある着用に限り可、×=原則不可

こう見るとクールビズって、あんまりクールじゃないんだね。低炭素社会を実現させるんだったら、スーパークールビズだけにしちゃえばいいのに、なんて思うのはボクだけかな?

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牛島義之(うしじまよしゆき)

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーランスとして独立。以降、アウトドアをはじめ、遊びにまつわる数々の原稿を雑誌やWEBサイトにて執筆している。 ⇒今日も明日も『ゆる~い生活』

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