相撲と言えば日本が誇る国技であり、神話の時代からの伝統芸能であり、民衆の娯楽であり、五穀豊穣などの願いを込めた神事でもあります。
テレビや新聞などで目にする「大相撲」はこれを興行化したもの。1909年に初代・両国国技館が誕生したのをきっかけに国技として今日の相撲の基礎が作られ、以降、時代を代表する名力士を何人も輩出してきました。
毎年11月には、福岡・福岡国際センターにて「11月場所」がスタートします。1年で最後の大相撲を楽しめるチャンス! このタイミングに合わせて、大相撲の魅力のほんの一端をご紹介します。
本場所は毎年同じ場所、同じスケジュールで開催される
大相撲は隔月(1月、3月、5月、7月、9月、11月)15日間行われる「本場所」と、偶数月に行われる「巡業」で構成されています。
本場所が開催されるのは両国国技館(東京)、エディオンアリーナ大阪(大阪)、ドルフィンズアリーナ(愛知)、福岡国際センター(福岡)の4カ所。1、5、9月が東京、3月大阪、7月愛知、11月福岡開催で、開催時期も原則として第二日曜日から第四日曜日までと固定されています。一度覚えたらカレンダーを見るだけで「今日は東京の●日目だな」と把握できるようになります。
ちなみに1日目を「初日(しょにち)」、8日目を「中日(なかび)」、15日目を「千秋楽(せんしゅうらく)」と呼びます。
巡業はランダム開催、本場所では見られないお楽しみも
一方の巡業は4月、7月末~8月、10月、12月に行われます。
こちらは本場所が行われる4都市以外の都道府県を、力士たちがほぼ毎日回るというハードな興行。相撲の普及や青少年育成を目的としており、横綱を始めとする幕内力士も参加します。
握手会や相撲教室、「初っ切り(しょっきり)」と呼ばれるユニークなルール紹介など、本場所では体験できないイベントが盛りだくさんなのも巡業の大きな特徴です。
インターネット中継はエンタメ感が満載!
大相撲のテレビ中継と言えばNHK。しかし2018年からインターネット放送局「ABEMA」が参入し、そのユニークな内容が話題を呼んでいます。
例えば力士にキャッチフレーズをつける、プライベートなエピソードをテロップで紹介する、格闘技ゲームのようなステータスチャートで力士の強さを紹介する、など……。
イケメン力士として一躍有名になった遠藤のキャッチフレーズは「エリート侍」、得意技は謎の「ロジカルおっつけ」。人気力士の一人・勢はキャッチフレーズ「絶唱暴君」、得意技「ファイナルライトハンド」と、もはや相撲の常識を超えたキャラ付け(笑)。実家が大阪でお寿司屋を営んでいるというプチ情報も掲載されています。
これまで高尚で手の届かないイメージが強かった幕内力士たちが、グンと親しみやすくなる演出の数々。相撲を見たことがないという人もスマホで気軽に楽しむことができるかもしれません。
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