StarWalkは天体観測を楽しくしてくれるスマートホンアプリ。仕事帰りにふと見上げた夜空にたくさんの星が見えたとき。旅先の宿から見た夜空に星がいっぱいだったとき。スマホを取り出して空にかざすと、いろいろなことがわかってきます。

星座がわかってくる

まずは、アプリを立ち上げて夜空にかざしてみる。見る方向を変えると、スマホの画面もするすると変わっていくことに気づく。そう。画面に現れているのは、今、この場所から見える夜空の図なのだ。スマホ越しに見える本物の星空と比べてみると、図の星の位置が本物とひとつひとつ対応していることがすぐにわかる。

よく見ると画面の星は、短い線で結ばれていて、その上に動物や人物などのイラストが描かれている。これは星座を表していて、昔の人が夜空の星と星を結んで描いた、神話に出てくる神様や動物たちのイメージがわかる。

小学校や中学校のころに、星座早見盤という道具を使った人は多いと思う。例えてみれば、StarWalkはデジタル星座早見盤だと言える。ただし、どちらの方向にかざせばよいか......といったことにも悩まず、イラスト付きで教えてくれるすぐれものだ。

太陽にかざしてみると意外なことが...

星が全く見えない昼間の空にかざしてみるのも面白い。そこには、明るいために見えないだけで、たしかにたくさんの星座や星があることがわかる。

また、家の中からでも、そのときにどんな星や星座があるのかがわかるのだ。直接太陽を見るのは目によくないので、屋内から太陽の方向にスマホをかざしてみよう。そうすると意外なことがわかってくる。

これは2017年3月15日の日中の画面。太陽の裏側に「うお座」が見えている。
うお座のような星占いで使われる星座は黄道12星座と呼ばれている。黄道とは太陽の通り道(この図では点線で描かれている)で、太陽は1年かかってこの道を一周する。そして、星占いで使われる「あなたの星座」は、あなたの誕生月ごろに、太陽にもっとも近づく星座なのだ。

自分の星座を自分の誕生日前後に探した人はいないだろうか? 残念ながら、自分の星座は夜空で見つけることはできないのだ。そのころ、あなたの星座は太陽の方向にいるからだ。

星座だけじゃない、「星」の名前もわかる

夕方の西の空にやたらに明るい星がある。あの星の名は?
深夜に南の空にとても明るい星が並んでいる。あの星の名は?
そんなときにもStarWalkをかざしてみると楽しい。とても明るく輝いて見える星の多くは惑星(地球と同じように太陽を回っている星)で、金星や火星や木星や土星であることが多い。なるほど、火星は赤い星だと実感できるはず。

星でないものもわかる

宇宙に浮かんでいる星以外のものについても、たくさんの情報を提供してくれる。例えば人工衛星。有名なものの多くが画面に表示される。

ISS国際宇宙ステーションは、宇宙に飛んでいる人工物としては最も大きいものだ。実は、肉眼でも見ることができる。ただし、速めの飛行機のようなスピードで夜空を横切っていくため、いつ見られるかがわからないとなかなか見ることができない。

アプリ「StarWalk」では、ISSを検索して、自分のいる上空をいつごろ通過するかを調べることができる。ISSは明るく見える人工衛星なので探しやすい。日没後や日の出前には、とても明るく輝いて見えることもある。

盛り沢山なコンテンツ

今回紹介しているStarWalkの機能はほんの一部。実にたくさんの機能を持っている。

例えば、銀河の動画なども見ることができる。下の画面はNGC1365という銀河で、大型の望遠鏡でなければ見たり写真に撮ることができないもの。このような、自分の目では見えない天体も、自分がスマホをかざしている先にあることがわかり、動画を見て楽しめるというのもこのアプリの面白さだ。

小さなスマホの中に、大きな大きな宇宙が詰まっている。StarWalkはそんなアプリだ。

ちょっと夜空が気になったときに調べてみるような楽しみ方から、日食や月食のような天文現象や人工衛星や彗星の軌道を知るためのマニアックな道具としても使える。Android版で400円、iOS版で600円と、先に紹介した星座早見盤と比較しても決して値段は高くない。星が好きな方にはぜひおすすめしたい。

※文中に使用した画面はすべてiOS版

▼Android版StarWalkのダウンロードはコチラから
▼iOS版StarWalkのダウンロードはコチラから

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よしざわ りゅう

天体写真やタイムラプス動画を撮影しつつ、バンド活動も謳歌している遊び大好 中年。スマホ活用からマニアックな撮影までレポートします。本業はWEBマーケ ティング会社役員。

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