海、山、川。あるいは屋外でのキャンプや音楽フェス。アウトドア・レジャーを楽しむ機会が増えれば、スマートフォンを屋外に持ち出し使う回数も自然と増えますよね。
電波さえ届けばどこにいたってネットで調べ物もでき、便利なアプリも使え、思い出は撮影!と大活躍することは間違い無し。相変わらずスマホは私たちの頼もしい味方です。
でも、夏場の厳しい環境はスマホにとってもストレスがかかる季節である、ということはご存知でしょうか? とっさのときにスマホが使えない……なんてことを防ぐため、夏場に備えたスマホ取扱いの注意点を紹介します。
熱はスマホの大敵と知るべし
強い日差しに気温の上昇。夏に厳しさを感じるのは私たちだけではありません。そう、温度変化に弱いのはスマホだって同じです。
最新モデルには防水機能がついたタフな機種も珍しくないものの、とはいえスマホはあくまで精密機械。夏場に関していえば、スマホ本体の温度上昇により、使える機能に制限が出たり、動作がおかしくなったり。最悪の場合は故障!なんて可能性も十分考えられます。
屋外に持ち出すのであれば、まず気をつけるようにしたいのは「スマホを超時間、強い日差しに当てない」「暑い場所に放置しない」といったことですね。
よく耳にしがちな例を挙げれば、車のダッシュボードへの放置はまさに危険です。
ちなみに筆者も以前、夏場に30分ほどダッシュボードへ携帯電話を放置してしまい、温度上昇を原因としてカメラが起動不可能になった苦い経験が……。
ちょうど遊びに行く最中の出来事だったので、到着した目的地で写真が撮れない!というくやしい思いをしたことは今でもしっかり覚えています。
防水機能を過信するべからず
夏場は海や川など、周囲に水のある環境へスマホを持っていく機会も増加しますよね。「私のスマホは最新モデルで防水対応だから大丈夫!」なんて思っていませんか? でも、過信は禁物です。
「IPX8」「IP67」などの表記をスマホのスペック表で見かけたことがある人は多いハズ。これはスマホの防水機能を説明する際によく使われる等級ですが、この規格で定めた最上位レベル「IPX8」の定義は「継続的に水没させても浸水しない」。
ただしこれはあくまで”流れ”がない状態で、”真水”に沈めた際に保証されるもの。
例えば流れの強い川の中、あるいは塩分を含む海の中においては100%保証される内容ではありません。厳密にいえば、お湯などもNGです。
もし家を飛び出し、屋外、かつ水に濡れる可能性が高い場所へスマホを持ち出すのであれば、防水対応スマホであっても、スマホ専用の防水ケースも用意しておくことがオススメです。
種類はさまざま見つけられますが、例えばAmazonなどで探してみれば1,000~2,000円程度で購入できるはず。
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楽しい夏の思い出を作るつもりが、最後に残ったのは”スマホの故障”という悲しい思い出。そんなことにならないよう、スマホの機能を過信しすぎず、少し手厚いくらいに取り扱うことを意識してみてくださいね。
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