1980年代に登場し、手を汚さずにゴミが捨てられる画期的な掃除機ともてはやされた「紙パック式掃除機」。
1990年代には、ダイソンが吸引力の変わらない掃除機として市場に投入した「サイクロン式掃除機」の誕生。
2000年代に入ると、部屋を自動的に掃除してくれる、人工知能搭載の「ロボット掃除機」が、掃除機の新しい分野を開拓した。
たかだか20年のあいだに、これだけ進化した掃除機は、2014年の現在、とんでもないことになっているのだ!というわけで、最新の掃除機事情を見てみよう!!
吸ったホコリを自動で回収する「ECOVACS DEEBOT D79」
部屋の隅々まで自動で掃除してくれたり、自動で充電ドックへ戻って充電したりするのは、もう当たり前。この「ECOVACS DEEBOT D79」は、充電ドックに戻ると、吸ったホコリを自動で回収してくれるのだ。
掃除機がドックに戻ると、溜まったゴミをオートセルフクリーニングシステムで回収。あとは回収したゴミを、ワンタッチでゴミ箱へ捨てるだけだ。
さらに、オートセルフクリーニングシステムのユニットを取り外して、手持ちクリーナーのパーツを取り付ければ、普通の掃除機のように使うこともできる。
なんと、床をぞうきん掛けしてくれる「iRobot ブラーバ」
「iRobot ブラーバ」は、なんと水拭きとから拭き、2通りの床掃除をしてくれるロボット。搭載されている各種センサーで、部屋の形状や家具に位置を把握して、部屋の隅々までキレイにしてくれる。
さらに、付属の「NorthStarキューブ」を使えば、GPSのように、正確な位置情報を把握することができ、今は部屋のどこを掃除していて、次にどこを掃除すればいいのかも判断してくれるのだ。
フローリングを裸足で歩いているご家庭は、毎日水拭きができると、きっと気持ちいいはず!
窓掃除専用ロボットも!「ECOVACS WINBOT」
「ECOVACS WINBOT」は、窓掃除専用のロボット掃除機。窓に取り付けてスタートボタンを押すだけで、掃除をしてくれる。
まず、専用洗浄液を吹きかけたクリーニングパッドで汚れを吸着。次にワイパーで湿気や汚れを掻き出し、最後に後方のクリーニングパッドで仕上げの窓拭きをしてくれる。
自動的に窓サイズを測定して、最短で掃除が終わるコースを判別。高さ60cm、幅45cm以上の窓に使用でき、厚さ3mm以上の窓であれば、厚さに上限がないというのもうれしい。
これで2階の窓を拭いていて、落っこちそうになることもない!
モップをラジコンでコントロール!「京商 R/C SUGOIモップ!」
「京商 R/C SUGOIモップ!」は、なんとラジコンで操作できるモップ。
付属のコントローラーで、前後左右に動かすことができるので、部屋の隅々まで自由に掃除が楽しめるのだ!
こちらはシャレの効いたオモチャだけど、子どもにプレゼントしたら、自分の部屋を掃除するのが好きになるかも?
進化する掃除機、これからどんなモノが出てくるのか楽しみ。当分は目が離せないゾ!