Print Screenより便利なSnipping toolのススメ

ネットをしていて閲覧しているページを画像として保存したいとき、Print ScreenよりもSnipping Toolのほうがページの一部やページのみを保存できて便利です。今回はSnipping Toolの使い方をご紹介します。

Windowsでページを保存したいときに使うツールは?

WindowsのPCでインターネットを利用していて、閲覧中のページを保存する必要があるときがあります。
その際、多くのかたはPrint Screen機能を使うのではないでしょうか。
しかしPrint Screenではページだけや、表示されているページの一部分だけを保存することはできません。
ブラウザによってはアドオン機能を利用することでこれらの問題を解決できますが、実はもっと簡単な方法があります。
それが今回ご紹介するSnipping Toolです。

Print Screenの問題点

Print Screenは、このページを保存したいと思ったら、キーボードのボタン一つ押すだけですぐにコピーできることが最大のメリットです。
しかしPrintScreenにはいくつかのデメリットもあります。
ページだけではなく画面全体を保存してしまう
ツールバーやブラウザのタブ、URL欄など画面全体を保存するため、ページだけが必要な場合、後で切り取ったりする手間がかかります。
ページの一部を保存することはできない
冒頭でも触れましたが、Print Screenが保存できるのは画面全体のみです。一部分だけを切り取って保存することはできません。

Print Screenの問題点を解決するSnipping Tool

そこでおすすめしたいのが、Windows7から標準で装備されているSnipping Toolです。
Print Screenよりも少しだけ手間がかかりますが、後で加工する必要がありませんので結果的には大幅な手間を削減できます。
利用方法は次の通りです。
※Windows10で説明します。
タスクバーに検索窓がある場合、そこに「Snipping Tool」と打ち込みます。

ない場合は、スタートメニューでアプリの中から「Windowsアクセサリ」を選択し、その中から「Snipping Tool」をクリックします。

より簡単に起動させるようにするには、「Sipping Tool」の上で右クリックをして、「その他」、「タスクバーにピン留めする」を選択すれば、タスクバーに表示され、次からはワンクリックでSipping Toolが起動します。

Snipping Toolならメモも簡単に残せる

Sipping Toolでは保存したいページやページの一部分を選択すると、そのまま保存ではなく、ポップアップでメモを残したり、蛍光ペンでマーカーしたりできる画面が開きます。
もちろん必要なければここで保存することも可能です。

ビジネスでもプライベートでも気軽に使えるページ保存ツール

Sipping Toolは、ページの中でちょっと気になる文章や画像、広告などがあったときに簡単に切り取り、保存ができるツールです。
Print Screenのようにページの一部を切り取るためにわざわざペイントなどの別のツールを開く必要もなく、ちょっとしたメモやマーキングもできるため、ビジネスやプライベートなど、どのようなシチュエーションでも活用可能です。ぜひお試しください。

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川村龍一(かわむらりゅういち)

ネットサービスやツールに関することを中心に色々書いているフリーのライターです。バンドやったり歌詞作ったりもしてます。将来的には子供向けの何かを作ったり書いたりできればいいなと日々を過ごしてます。