iPhoneのアプリで一番なにがなくなったら困るかというと、筆者の場合は「Safari」です。電車の時刻を調べたり、旅行の予約をとったり、ECサイトでモノを買ったりなど、SafariのないiPhoneは、その利用価値が半減どころか、ゼロに近くなってしまうと感じるほど、Safariにはお世話になっています。
そんな、毎日のようにSafariを使うという方は、これを読んでいるみなさんもおそらく同じではないでしょうか。
どうしても効率性を上げたくなる性分としては、「毎日使うSafariなんだから、Safariの機能を最大限マスターし、超スマートに使わなければ気が済まない」のです。そこで今回は、Safariに搭載されている「長押し」機能から、個人的おすすめベスト5をご紹介します。
1.「アドレスバー」の長押し > URLをコピー or ペーストして開く
アドレスバーを長押しすると、2つのコマンドが使えます。
- URLをコピーする
- URLをペーストして開く
ひと昔前は、URLをペーストしたあとに「Go」をタップしないとページ移動をしませんでしたが、あるときのiOSアップデートを境に「ペースト」+「開く」、という一連の動作ができるようになりました。
個人的にSafari上で一番使うのが、このアドレスバーの長押しです。
2.「リンク」を長押し > リンク先を新規タブで開く
リンクを長押しすると、いくつかのコマンドがでてきますが、その中でもよく使うのは、「新規タブで開く」です。
利用シーンとしては、ネットでモノを買いたいときに似たような商品を比較検討するときによく使います。ECサイトの検索結果の一覧にて、商品A、B、Cへのリンクをそれぞれ長押しし、新規タブで全て開いたあとに、ひとつひとつのタブでじっくり検討していく、というスタイルです。
検索結果に都度ページを戻る必要がなくなるのでおすすめです。
他にも、旅行前にホテルを比較検討するときなどにも使っています。
3.「戻る」ボタン長押し > 履歴を辿る
iPhoneのSafariでは、ページを戻るときは、スワイプで戻れます。ゆえに、「戻る」ボタンはさほど使う方はいないかもしれませんが、この「戻る」ボタンは、長押ししてこそその威力を発揮します。
「戻る」を長押しすると、そのタブがページ遷移した「履歴」を見ることができます。何ページにもわたってページ遷移してきたあとに、だいぶ前に見たあのページに戻りたいなぁと思ったら、「戻る」を長押しして現れる「履歴」から、目的のページを見つけ出しましょう。何回もスワイプして戻るよりも、確実ですよ。
4.タブアイコン長押し > タブの一気閉じ
タブを開きすぎてしまい、一度全て閉じたい、という方は「タブ」アイコンを長押ししましょう。
「すべての〇〇個のタブを閉じる」というコマンドをタップすれば、実に気持ちよく、タブの一気消しができます。
ちなみに、それ以外にも「新規プライベートタブを開く」というのもあったりしますので、よくプライベートモードでブラウジングする方は利用してみてください。
5.画像を長押し > イメージを保存
最後は、あまり知られていないかもしれません。
Safari上で気に入った画像を見つけたときはその画像を長押しすることで、画像をカメラロールに保存することができます。
これいいな、だれかに送りたい、と思ったら、この「画像の長押し」を利用してみてください。ちなみに「コピー」することで、「LINE」のトークや「メール」の本文にもペーストすることができて便利ですよ。
※Webページによっては、画像の保存を許可していないページも存在しますので注意してください。
長押しで、ネットサーフィンをよりスムーズに
冒頭でも述べたとおり、iPhoneユーザーなら毎日使うであろうSafari。
もし、その操作の効率性を上げられたら、調べるのに10分かかっていたことが、5分で終わるかもしれません。もっというと、調べたかったこと以上の結果を得られるかもしれません。
上記の中から、今までもっと面倒な方法でやってしまっていた、という操作がもしあれば、ぜひ今日からマスターして使ってみてくださいね。
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