2020年度から、小学校でプログラミングが必修化される流れを受けて、いま、都市部を中心に子ども向けプログラミングスクールやイベントが大人気です。
でも、親としてはいきなりスクールに通ったり、イベントに参加したりしても、子どもがついていけるか不安なもの。
まずは自宅で手軽にプログラミングを楽しんでみましょう。
最初はここから! Hour of Code Minecraft
子どもたちに大人気のゲーム「マインクラフト」を題材にプログラミングを学べるWebサイト。
パソコンはもちろん、タブレットやスマホでも使用でき、タッチ操作でプログラミングができるので幼稚園児から小学生でも楽しめます。
初めてのプログラミングでも、子どもたちの大好きなマインクラフトが舞台なら夢中になること間違いなし! まずはここから挑戦してみてはいかがでしょう?
▼Hour of Code『Minecraft』
https://code.org/minecraft
見た目は可愛くても本格派! Scratch
「Scratch」とは、アメリカにおける理系大学の最高峰「マサチューセッツ工科大学(MIT)」の研究所「MITメディアラボ」が開発したプログラミング言語のこと。
公式サイトでは、Scratchでプログラミングを学びながらゲームやアニメーションを作ることができます。上で取り上げた「Hour of Code Minecraft」がクリアできたら、次はこちらに挑戦してみましょう。
見た目が可愛いいのですが実は本格派で、慣れれば複雑なプログラミングも可能。Scratchを学べるイベントもよく開催されています。
▼『Scratch』
https://scratch.mit.edu
ドローンやロボット、電球もプログラミングできる! Tickle
プログラミングで「モノ」を動かしてみたい! というワガママに応えてくれるのがこちらのアプリ。iPhoneやiPadなどのiOSデバイスと、別途、小型のドローンやロボットなどを購入する必要がありますが、プログラミングした通りにドローンが飛んでいく様子には大人も思わず夢中になってしまいます。
公式Webサイトは英語ですが、アプリは日本語化もされており、プログラミングの方法も前述した「Hour of Code Minecraft」や「Scratch」と同じようにできるので安心です。
▼『Tickle』
https://tickleapp.com
興味を持ったら、次はイベントに!
紹介したWebサイトやアプリなどで子どもがプログラミングに興味を持ったら、次はぜひイベントに参加してみましょう。春休みやGW、夏休みなどには、東京を中心にたくさんのプログラミングイベントが開催されています。
例えば児童書や参考書で有名な学研が運営する「Gakken Tech Program」では、子どもたちに大人気の「マインクラフト」そのものを使ったプログラミングをパソコンで行います。「小学生がパソコンでプログラミング?」と驚かれる人もいるかもしれませんが、初心者でもしっかりと学べる内容になっているそうです。
小学生から中学生まで一緒に学ぶスタイルなので、年齢の離れた友たちができるかもしれませんね。イベントの最後にはプレゼンタイムも用意されているので、たくさんの人の前で話すことにも挑戦できます。
春は新しいことを始めるのにぴったりの季節。子どもの創造力を伸ばすプログラミングに親子で挑戦してみてはいかがでしょうか?