インクがかすれる、印刷が汚い・・・プリンターの調子が悪い時にチェックすべきこと

家のプリンターを使ったら、インクがかすれるなどキレイに印刷できない・・・。こんなときのチェックすべきポイントを解説します。

プリンターで印刷したら、インクがかすれたり、ムラが出るなどとキレイに出力できない、紙が詰まりやすい・・・このようなトラブルのときは、下記のポイントをチェックしてみてください!
※記事内ではWindows7を使用しています。

原因は何? インクが目詰まりしていないかチェック!

「印刷物の色がおかしい」「白い横すじが入ってしまう」などの現象が表れたら、インクの目詰まりが起きている可能性があります。こんなときは、まずプリンターのインクが正常にノズルから出ているかを確認する「ノズルチェックパターン印刷」を行います。機能の名称や操作手順は、プリンター機種によって異なりますので、説明書をチェックしてみてくださいね。
筆者のプリンター(Canon製)は、下記の方法でできました。

  1. [Windowsスタート]→[コントロールパネル]→[デバイスとプリンター]から使用しているプリンターを選んで右クリック
  2. 「印刷設定」を選択して「ユーティリティ」タブを開き、「ノズルチェックパターン印刷」を選択します。

こちらが正常なパターンです。

このパターンに部分的に「欠け」や白い横すじが入っていないかを確認しましょう。

インクの目詰り対策① ヘッドクリーニング

「ノズルチェックパターン印刷」で、パターンに欠けや横すじが見られた場合は、ヘッドクリーニングを行うことで解消される可能性があります。こちらも筆者のプリンターの場合の操作方法のご紹介です。

  1. [Windowsスタート]→[コントロールパネル]→[デバイスとプリンター]から使用しているプリンターを選んで右クリック
  2. 「印刷設定」を選択して「ユーティリティ」タブを開き、「ヘッドクリーニング」を選択します。

これでヘッドクリーニングが行われるので、終わったら再度印刷して目詰まりが解消しているかをチェック。この機能はインクを消耗するので、あまりやりすぎるとインクがなくなってしまうので注意してください。

インクの目詰り対策② プリンターのヘッドを掃除

プリンター本体の、インクが出るノズルの部分にホコリや汚れがあると、印刷がかすれてしまう場合があります。この部分をキレイにすることで、解消されることも。
プリンターにセットされているインクをすべて外し、インクの注ぎ口であるノズルの部分を、毛の柔らかいブラシや布を使って掃除をします。
また、たまにしかプリンターを使わない場合は、使用してない間にインクが乾燥し固まっている場合も。水やお湯を含ませた綿棒などでノズルを拭き取ると、固まっているインクが溶けやすくなります。最後に水分はしっかり拭き取ることを忘れないで。ノズルの掃除の際は、傷つけてしまう場合もあるのでやさしく丁寧に扱いましょう。

インクの目詰り対策③ インクを外して放置する

プリンターのインクを全部取り外して電源をオフにして、コンセントを抜き、30分~数時間ほど放置します。その後もう一度ヘッドクリーニング後に印刷をかけてみましょう。時間を置くことで、目詰りしたインクが溶解して目詰まりが解消するケースがあります。
以上を試してみて、それでも解消されない場合は、メーカーのサポートセンターへ問い合わせることをオススメします。
インクの目詰まりを防ぐためには、インクが乾燥して固まらないよう、月に2回ほど定期的にプリンターを使用するのがオススメ! 電源をオンするだけでも、自動的にヘッドクリーニング機能が働くので有効ですよ。

紙が詰まりやすいときはコレ!

印刷中にしょっちゅう用紙が詰まってしまうケース。用紙を送り出す紙送りローラーにゴミやインクが付着すると、このようなトラブルが起こりやすくなります。そんなときは、クリーニングペーパーがオススメ。
市販のクリーニングペーパーをセットして、白紙のファイルを印刷します。ローラーの汚れがある場合、クリーニングペーパーにほこりやインクなどが付着して、ローラーがキレイになります。
キーボードなど、パソコン機器の汚れをとるウェットティッシュでクリーニングペーパーを拭いてから上記を実行すると、もっと汚れが取れます。
▼プリンター用クリーニングペーパーの購入はコチラ
以上、プリンターのトラブルのチェックポイントでした。

あわせて読みたい

Kana.mM(かな)

編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立し、そろそろ10年。旅行、不動産、広告、生活系のジャンルで執筆活動中。趣味は野球観戦と戦争ゲーム。アナログ心を忘れないデジモノ好きを目指しています。