パソコンが妙に重い・・・! と感じるとき、ありませんか?

パソコンの動作が重い原因を「タスクマネージャー」で突き止めようとする男性

重量の話ではありません。パソコンの動きが遅くなったり反応が鈍くなったりしている、という意味の「重い」です。

ウェブサイトでニュースを読みながら、PDFを見ながらWordで文章を打ちながら、iTunesで音楽も流しながら、ちょくちょくメッセージが入ってくるLINEもチェック・・・

というふうに、一度に複数のタスク(仕事)を実行すると、コンピュータは処理しなければならない仕事が増え、当然パソコンは重くなります。

でも時々、何も操作していないのに、ハードディスクのアクセスランプがガシガシ点滅していることがありますよね。OS自身の処理を行うためにシステムが作動しているのであれば問題ないのですが、突然重くなった場合は、ウィルスに感染している可能性もあります(ワタシも経験)。

そんなとき、使ってみてほしいのがWindowsに標準装備されているタスクマネージャー。これを起動させれば、何が原因で重くなっているのかを特定できるかもしれないのです!

※Windows 7の例で説明します

まずは「パフォーマンス」に着目!

タスクマネージャーを起動させるには、タスクバー上の何も表示されていないところを右クリックし、「タスク マネージャーの起動」をクリックします。もしくは、[Ctrl]+[Shift]+[Esc]キーを同時に押します。

パソコンの動作が重いサイトの画面のタスク マネージャーを起動させる

起動させたら、「パフォーマンス」タブをクリックします。そして、「CPU 使用率」と「CPU 使用率の履歴」に着目しましょう。

パソコンの動作が重いサイトの「タスクマネージャー」でCPU 使用率の履歴を見る

CPUとは(シーピーユー)とは「Central Processing Unit」の略で、日本語にすると中央処理装置。様々なプログラムを読み込み、計算や処理を行います。要はコンピュータの頭脳に当たる部分です。

人間が脳を使いすぎると疲れてくるように、CPUも使いすぎるとパソコンのパフォーマンスが落ちます。という観点で、タスクマネージャーに注目してみましょう。

「CPU 使用率」はCPUにかかっている負荷を表し、「CPU 使用率の履歴」はそれの変遷を記録したものです。

パソコンが重くなっているとき、この二つを見て値が大きくなっていれば、重くなった原因はCPUへの負荷だということになります。

次に「プロセス」に着目して原因を特定!

次に、タスクマネージャーの「プロセス」タブをクリックしてみましょう。その際、左下の「全ユーザーのプロセスを表示する」にチェックを入れてオンにするか、「全てのユーザーのプロセスを表示」ボタンをクリックするのを忘れずに。こうすることで、バックグラウンドでの処理なども含む全てのプロセスを表示させることができます。

さらに「表示」→「列の選択」をクリックし、 表示された「プロセス ページの列の選択」のうち[CPU 時間]にチェックを入れておきます(デフォルトでは表示されません)。

その上で、「プロセス」を見てみましょう。着目すべきは「CPU」と「CPU時間」。そして「説明」です。

パソコンの動作が重い原因を「タスクマネージャー」の「プロセス」で突き止める

「CPU」の値は、現時点でのそのプロセスがどれだけCPUを使用しているか(CPUの使用率)を表しています。この値が大きければ、それだけ負荷がかかっているということ。つまり、もし今パソコンが重いなら、「CPU」の値が大きい箇所に注目し、「説明」の部分を読めば何が負荷になっているかを知ることができるのです。

「CPU 時間」の値は、そのプロセスが始まってから現在までの間に使用した時間を秒で表したもの。例えば、1時間前から急にパソコンが重くなったと感じたら、「CPU時間」で1時間程度経過しているものが原因である可能性が高いです。

「CPU」の値が高いプロセスの「説明」を読めば、パソコンが重くなっていた原因を特定できます。

パソコンの動作が重い原因を「タスクマネージャー」「プロセス」の説明で突き止める

ちなみに、上の図ではSystem Idle Processの「CPU」が86と最高値を示しています。

「説明」を見ると、「プロセッサがアイドル状態になっている時間(パーセント表示)」とありますが、System Idle ProcessとはCPUを使用していない空きの状態を示すものです(※)。つまり現状はCPUの86%のCPUを使われていないということになります。負荷とは関係ないので無視してOKです。

今回はワタシのパソコンが重くなっていない状態でタスクマネージャーを起動させたので、このような結果になりましたが、パソコンが重い状態であれば、CPUの数字が高いプロセスを確認することで原因を特定できるはずです。

原因となっているプロセスを終了するには、プロセスの上で右クリックし、「プロセスの終了」をクリックすればOKです(★注意)。

★注意★ タスクマネージャーのプロセス一覧には、終了するとパソコンに不具合が起こすものがあります。「プロセスの終了」をする際は、イメージ名が何のプロセスなのかをネット検索するなどして、そのプロセスを終了しても問題がないかを必ず確認の上、自己責任にて行って下さい。

パソコンの動作が重い原因を「タスクマネージャー」で突き止め「プロセスの終了」をする

原因が特定できなかったにもかかわらず、パソコンが重い状態が続くようであれば、ウィルスに感染している可能性も疑ってみてください。

・・・いかがでしたか? 今回、CPU使用率を上げるために10個くらいソフトを開いて久々にGoogle Earthまで立ち上げたのに、そんなときに限って全然重くならない! どういうことなんでしょう(笑)。とはいえ、重くなったら、こうやって原稿を書くときに相当なストレスを感じていたかもしれないのですが(笑)。

ともあれ、タスクマネージャーはとても賢いツール。今後、「パソコンが重い。原因を知りたい!」と思ったときは、ぜひ活用してみてください!

※CPU使用率は合計すると100%近くになります。「System Idle Process」は「CPU」が何もしていない状態のプロセスですので、他のプロセスでCPUが使わると「System Idle Process」の使用率は下がります。

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ダヨリン(ヨダエリ)

パソコン通信からネットに親しみ、ユーザー視点に立ったデジタル活用術の記事を『日経新聞』『日経ネットナビ』など多数の媒体で手がける。「イマ・ヒト・ココロ」が執筆テーマで、恋愛アナリストとしての著書も。思春期はドイツ在住。好物はお茶とROCK。 ⇒ダヨリン普通日記

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