スマホの利用料金を下げられると最近話題の格安SIM。電話もできるサービスがあることは、こちらの記事でも紹介しましたが、気になるのは今使っている電話番号をそのまま使えるか、ですよね! それは、MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)を利用することで解決します。

MNP (モバイル・ナンバー・ポータビリティ)とは、2006年から導入された「携帯電話会社を変更しても電話番号を引き続き利用できる制度」のこと。今は、格安SIMでもMNPに対応している商品が増えてきています。

MNPで電話番号を移行

とはいえ、実際に電話番号を移行した経験がある人は少ないのではないでしょうか。そこで、どういう手続きをすればよいのかをまとめてみました。

※2014年7月29日時点の情報となります。価格やプランに変更があった際は、記事で表記している価格と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

電話番号を移行する時の手順

MNPでは、今使っている電話番号を他社に引き継げるように準備することを「転出手続き」、実際に電話番号を引き継いで新しいサービスを申し込むことを「転入手続き」と呼びます。

ここでは、Docomo、au、SoftBankのスマホを使っている人が、MVNOの格安SIM(参考例としてBIGLOBE SIMの「音声通話SIM」)に電話番号を移行する手順を例に説明します。

1.購入する格安SIMを決める

こちらの記事でも触れていますが、格安SIMは販売しているところが多数あります。前述のとおり、ここでは、BIGLOBE SIM「音声通話SIM」を選択します。

▼SIMを選ぶときに注意しておきたいこと
  • SIMが端末に対応しているか(例えばBIGLOBE SIMが対応している端末はこちらで確認できます)
  • 音声通話対応のSIMか
  • MNPに対応しているか
2.いま利用している携帯電話会社に連絡する【転出手続き】

電話番号を移行するには、「MNP予約番号」が必要です。MNP予約番号は、今利用している携帯電話会社のショップ窓口・電話・WEBのいずれかで申し込むことができます。

MNPを使って他社に変更する旨を伝え、本人確認が済むと、MNP予約番号を発行してもらえます(※1) (※2)

▼各社の連絡先は以下を参照してください

※1 MNP転出手数料がかかります。
※2 申し込む前に、後述の「MNPを申し込む時に注意しておきたいこと」をご覧ください。

3.MNP予約番号が発行されたら、格安SIMを購入する(※3)【転入手続き】

MNP予約番号の有効期限は予約当日を含めて15日間です。その間に、移転先の方で転入手続きを完了させる必要がありますので、早めに格安SIMを購入して申し込みをしましょう(※4)

▼申し込みには以下の3つが必要です
  1. 本人名義のクレジットカード
  2. 運転免許証や日本国パスポートなどの本人確認書類のデータ
  3. 手順2で発行してもらったMNP予約番号

※3 転入の申し込みをすると、MNPの手続き完了からSIMカードが到着するまでの数日間、お手元の携帯電話(電話/データ通信)は利用できなくなります。
※4 転入するには、MNP予約番号の有効期限がある程度残っている必要があります。詳細はSIMを販売している各社のサイトでご確認ください。

4.SIMカードを対応端末に挿して設定を行う

SIMカードが届いたら、SIMカードをスマホに挿して、アクセスポイント(APN)の設定をすると使用できるようになります。BIGLOBE SIMは、新しいSIMが届いてから電話番号の切り替えを行うので、電話が使えなくなる時間はほとんどありません。

また、即日受渡しカウンターを利用すれば、「音声通話SIMカード」のお申し込みとMNPの即日対応が可能です。申し込んだ日から従来の電話番号をそのまま利用できます。

SIMカードをスマホに挿す

MNPを申し込む時に注意しておきたいこと

継続利用期間がクリアされる
一度、MNPを使ってA社からB社に移行してしまうと、それまでの継続利用期間はクリアになってしまいます。再びB社からA社に戻っても、新規契約扱いになります。また、それまで貯めていたポイントもゼロになります。

携帯電話会社メールのアドレスが変わる
契約元が変わりますので、メールアドレスも変わります。

利用できなくなるサービスがある
各携帯電話会社が会員向けに提供しているサービスは利用できなくなります。また、電子マネーが引継ぎできない場合もありますので、移行前に電子マネーは使い切っておくようにしましょう。

MNPを申し込むベストタイミングとは?

MNPで他社に移行するということは、元々利用してた契約は解約になります。そのため、申込のタイミングを誤ると余計なお金がかかることにもなりかねません。

MNPに申し込むのは2年縛りが終わる、「更新月の月初(25カ月目)」がベストタイミング。その理由は、以下の2つです。

1.24カ月以内に解約すると、端末の分割支払いの残価がかかる
2.キャンペーンの解約金がかかる

携帯電話会社でスマホを購入すると「月々サポート」「月月割」「毎月割」といった毎月の利用料金から購入代金を割り引くサービスに加入していることが多いです。契約から2年以内に解約すると、端末の残価分を一括で支払うことになります。

また、基本料金が割引になる「ファミ割MAX50」「誰でも割」「ホワイトプラン」などは、2年を期限としているキャンペーンです。そのため、途中で解約すると違約金が発生します。キャンペーンは自動更新されるようになっていますので、2年が過ぎる時に何も申請をしないと自動で2年間のキャンペーンが継続されます。ただし、契約から2年後の、「更新月の月初(25カ月目)」にキャンペーンを解約すれば、解約金がかかりません。

ちょっと面倒でも格安SIMに乗り換えた方がおトク

とはいえ、更新月を待たずとも、早く格安SIMに乗り換えた方が毎月の支払いを大幅に削減できます。

現在、携帯電話会社でスマホを使っている人は、基本料金だけで約6,500円/月(税別)の支払いがあると思います。その端末を引き続き使うとして(※5)、更新月ではない月に格安SIMに乗り換えたとすると、2年を期限としているキャンペーンの解約金で9,500円、MNP転出手数料に3,000円、転入の事務手数料に3,000円、合計14,500円がかかります。

キャリアの基本料金をそのまま払い続けると、年間で78,000円かかる計算になります。これを月々1,600円の支払いで済む、 BIGLOBE SIM「音声通話SIM エントリープラン」に乗り換えると、諸経費(※6) (※7)を入れても4カ月でペイできて、年間で約43,000円も節約できることになります。

損益分岐点

BIGLOBE SIM「音声通話SIM エントリープラン」の場合は、月間のデータ通信量の上限が3GBになってしまいますが、年間43,000円も節約できるのは大きな魅力。

端末代の残価が20,000円あったとしても8カ月目にはペイできます。更新月が何カ月も先にある場合は、年間でかかるコストと比較してみて、MNPで移行するタイミングを見極めてください。

BIGLOBE SIMの申込みはこちら


※5 端末の分割支払い金の総額を払い終わる前に解約をされた場合、分割支払金の残額を支払うことになります。
※6 MNPの転出手数料・キャンペーン解約金・転出の事務手数料の14,500円に、BIGLOBEのプラン申込み手数料3,000円(税別)を加えた17,500円。
※7 音声通話スタートプランの場合は別途、ユニバーサルサービス料3円(税別)/月、および通話料とSMS送信料がかかります。

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すずき

1976年生まれ。東京の田舎ですくすく成長。小学校3年の夏、子供会の肝試しで、好きな子を置きざりにして逃げだした経験を持つ。 記事執筆、編集など色々とやってます。

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