BIGLOBE30周年連動企画としてお送りする「Member」。「人は誰だって組織の一員(Member)」をコンセプトに、グループなど組織に所属する一人にスポットを当ててきました。今回は「彼女たちの5周年」と題し、今年結成5周年を迎えた九州発のアイドルグループ・LinQのメンバーを通して、組織における周年というものを考えていきます。
※本取材は2016年3月に行われました。
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LinQ

日本のプロ野球は、試合に出られる9人(指名打者制のパ・リーグは10人)を含め、最大25人までベンチに入れる。だが、一軍登録は28人なので3人は試合に出られない。そしてもちろん二軍にも選手はたくさんいる。ベンチ入りメンバーはいわゆる選抜メンバー、である。AKB48の選抜総選挙は文字通り、たくさんいるメンバーの中から、シングルに参加できるメンバーを選ぶための選挙である。

大人数のグループであればあるほど、選抜というものが存在する。会社で言えばプロジェクトメンバーといったところだろうか。

LinQは2011年の結成当初から、常にメンバーが30名近くいるグループ。そこにも当然「選抜」というものが存在した。かつてのような、定期公演にすら出られない、ということはなくなってきているものの、CDのジャケットやPVへの出演、そして特に東京など九州を飛び出して全国に遠征する機会も多く、金銭面───人数が増える分、交通費は大きな負担になる───を考えると、どうしてもメンバーを絞らざるを得ない機会は多い。

LinQのセンター・高木悠未は、CDのジャケットや遠征のメンバーに選ばれることは多かった。それは一方で、選ばれなかったメンバーの分の思いも常に背負ってきたのかもしれない。

「LinQとして落ち込んでいた時期ですか...『カラフルデイズ』(2013年1月発売)から『AWAKE』(2013年3月発売の2ndアルバム)の頃は落ちていたイメージです。私、3周年ライブ(2013年4月)の印象がないんです」

落ち込んでいた時期と聞くとメジャー3rdシングル「カラフルデイズ」前後を挙げるメンバーは多い。メジャーデビューして一年弱。「チャイムが終われば」「HANABI!!」と、メジャーデビュー後に出したシングルもヒットしたものの、インディーズからメジャーに移ってさらに伸びると思っていた成長軌道が止まってしまった、伸び悩んだというのが、メンバーから話を伺う中で感じたことだ。

LinQ

断っておくと、「カラフルデイズ」はオリコンのウイークリーチャートで最高位の2位(2016年6月現在。2015年4月の「ハレハレ☆パレード」はデイリー1位)になるなど、LinQをより知らしめたシングルである。なのにそう感じていたということは、外的要因ではなく内的要因、つまりメンバーの気持ちがまとまってなかったことによるものと感じた。

じゃあ乗り越えたきっかけって何だったんですか?そう聞くと、高木悠未は宙を仰いで少し考えた。

「なんだろうなあ...

でも、私の場合、悩むと難しく考えちゃうというか、時間がある分、変に悩むんですよ。しょうもないことで。そんなことで悩まないで、一つの目標が決まっているならそこに向かうしかないやろって今なら言えるのに。もがくときが下がっているときかなと。肩の力を上手に抜けたときにスッといける気がするんですよね」

だから、そこからLinQとして乗り越えたきっかけといっても、明確な何かがあったというわけではないという。

「何だろう...。ミーティングとかした気もしますけれど、自然とですかね...。毎日レッスンをしている中だったり、普段のメンバーの雰囲気からモチベーションがわかるんですよ。みんなが気合い入れているときとそうではないときと。

でも『ナツコイ』(2014年7月発売のメジャー4thシングル)のリリイベをみんなで回ったんですよね。そこで、普段は遠征に行けないメンバーも"みんなで行ける"となって気合いを入れ直した気がしますね」

LinQ

これまで書いたとおり、リリースイベントの遠征メンバーは人数が限られていた。ところが、「ナツコイ」では初めて、メンバー全員が福岡から遠く離れた千葉・幕張に集結した。当日仕事があった深瀬智聖が、仕事を終えた足で九州から駆けつけ開演ギリギリに到着するなど、全メンバーが揃ったのは金曜の二回目のイベントだけだったのだが、"そこまでして"全メンバーを幕張に集めさせたのは何か意図があったのかもしれない。しかも翌日はTIFに出演する東京組と福岡でリリースイベントをする組、二つに早くも分かれている。

2014年7月31日の幕張は、リリースイベントではLinQのメンバーが福岡に一人もおらず、全メンバーが遠征先に集まった、後にも先にも初めてのことだった(2016年7月現在)。

そしてそれまで選抜制だったPVにも、「ハレハレ☆パレード」(2015年4月発売のメジャー6thシングル)では初めて全メンバーが出演、以降のシングルのPVも全メンバー出演と、全員に光を当てさせるという方針の転換が行われた。例えば「ハレハレ☆パレード」のカップリングの「Bang Bang LinQ Island」にはメンバー一人一人が詞に登場し、「LinQuest ~やがて伝説へ・・・」(2015年9月発売のメジャー7thシングル)では全員に歌のソロパートが割り振られている。

「『ナツコイ』の次に出した『ウェッサイ!!ガッサイ!!』(2014年9月発売のメジャー5thシングル)は歌詞で博多感を全面に出したじゃないですか。『ハレハレ☆パレード』のPVも福岡で撮ったり。福岡・九州色が強くなってきたかなと。だから改めて九州から全国へ、だなと思ったんですね」

LinQ

LinQの名前の由来は「Love in Qushu」。それはつまり原点回帰だった。
全国はあくまで九州を拠点にして飛び出すものであって、拠点をしっかり固めなければ。

「最初の3年間って対バンなどのアイドルイベントにたくさん出て、ライブを通してLinQをメンバーみんなで広めてきた感じなのですが、ここ1~2年は私もそうですがそれぞれ個人のお仕事が増えてきて、メンバー個々のお仕事でいろんな世代の方にLinQを広めていると思っていて。その分メンバー一人一人も、その仕事で学んだことや成果をLinQに持って返ってパワーアップしているなあと。例えば原(直子)さんも『アサデス。』(福岡で平日朝に放送されている情報生番組)でいろんな世代の方に"LinQの原さん"というのを広めてくださっているなあと。

基本的に大人数のグループって選抜の子だけが目立つ感覚にあるのですが、LinQは一人一人がいろんなジャンルに分かれてやってますよね。それってLinQとして誇れることだと思うんですよね」

高木悠未はソロとしての活動も多いメンバーである。地元のラジオでレギュラー番組を持ったり、テレビCM、そして今は、地元福岡で放送されている土曜の朝の情報番組「土曜もアサデス。」に出演したり。でもそれだけでなく、最近は東京で舞台に出演するなど、舞台という別の分野でも活躍している。だからこそ、アイドル以外の他の分野に出たときのLinQというブランドに何より敏感だった。

「舞台で共演する人に"LinQってどんなグループなの?"って聞かれたときに、プロレスやっている人もいるしリポーター、ラジオをやっている、とかいろいろ言えるんですよ。その幅広さは誇りだと思うんですよね」

LinQ

>>続いて迷う中で見つけた高木悠未の最適解とは

BIGLOBE 30周年記念特設サイト

おかげさまでBIGLOBEは30周年を迎えることができました。
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その他特別企画が続々登場!

http://www.biglobe.ne.jp/30years/

DVDリリース情報

LinQ 5周年祭「うちらのどんたQ~博多名物になりたいっちゃん!~」

LinQ

発売日:2016年8月24日
価格:4,800円(税別)
品番:TCED-3196

結成5年を迎え5月5日(木)にZepp Fukuokaにて開催された5周年記念LIVEがDVD化。
全27曲を収録し、約1時間を超えるメイキング映像を特典として収録した2枚組でリリース!

【DVD2枚組仕様】2016年/日本/カラー/本編約163分+映像特典約63分/16:9LB/片面1層/音声:リニアPCM2.0chステレオ/字幕:なし/2枚組
※仕様は変更となる場合がございます。

発売元:ジョブ・ネット
販売元:TCエンタテインメント

映画「みんな好いとうと♪」

LinQ

九州から世界をめざすアイドル・LinQ主演。オール福岡ロケ!笑って、泣いて、みんながハッピーになる青春エンターテインメント!

福岡県、福岡市、また地元企業の協力のもと九州オールロケを敢行!
豪華版には未公開映像満載の特典ディスクを収録。さらに初回生産限特典生写真セットを封入!

発売日:2016年8月24日
価格:
Blu-ray バリバリ豪華やけん版 5,800円(税別)
DVD バリバリ豪華やけん版 4,800円(税別)
DVD 通常版 2,980円(税別)

品番:TCBD-0566
発売元:「みんな好いとうと♪」 製作委員会

「みんな好いとうと♪」公式サイト

CDリリース情報

「ふるさとジャポン」
2016年9月28日発売

LinQ

テレビ東京系アニメ「妖怪ウォッチ」 エンディングテーマ
ニンテンドー3DSソフト「妖怪ウォッチ スシ / テンプラ」エンディングテーマ


◇「LinQ」ver. 4形態
☆スペシャル初回特典:「LinQ生写真(仮)」
※10種の内、1種ランダム封入

LinQ ver.①

LinQ

CD ONLY AVCD-55131 ¥1,000(税込)

LinQ ver.②

LinQ

CD ONLY AVCD-55132 ¥1,000(税込)

LinQ ver.③

LinQ

CD ONLY AVCD-55133 ¥1,000(税込)

LinQ ver.④

LinQ

CD ONLY AVCD-55134 ¥1,000(税込)


◇「妖怪ウォッチ」ver. 2形態
●「妖怪ウォッチ」ver.① CD+DVD AVCD-55129/B  ¥1,800(税込み)
●「妖怪ウォッチ」ver.② CD ONLY AVCD-55130 ¥1,000(税込み)

☆スペシャル初回特典①:「スペシャル生写真(仮)」
☆スペシャル初回特典② :S級レア妖怪が手にはいるかもしれない!?「5つ星コイン」が手に入るQRコード封入!!

ピックアップ

編集長有本

2014年10月から新編集長に。かつてBIGLOBE MUSICを担当していた経験を活かし、よりエンジョイ!でウェッサイ!!なマガジンを目指していきます。

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