MacBookの使い方|スクロールできない問題の解決法

Windowsユーザーなら必ず戸惑ってしまうMacBookの操作方法。ここでは、初めてMacBookを利用する人にトラックパッドの超基本と便利な使い方をご紹介します。

MacBook初心者が戸惑う「トラックパッド」。

学校でも、職場でもよく見かけるWindowsのノートパソコン。
よく比較されているのがMacintosh(以下Mac)のノートパソコン「MacBook」ですよね。

MacBookは、Appleが独自に開発してきたOSを採用しているため、Windowsとは使い方がちょっと違います。

まず、Windowsと確実に異なるのがキーボード下についている「トラックパッド」。

▲これです!

Windowsでは各メーカーで「タッチパッド」「フラットポイント」「ホイールパッド」などと呼ばれています。
WindowsユーザーがMacに変えたときに操作に戸惑ってしまうのが、このトラックパッド。

しかし、使い慣れるとマウスが不要なほど使いやすく、さまざまな操作を効率的に行うことができます!

ここでは、WindowsからMacに変えた人が陥りがちなトラックパッドの操作性の違いや魅力をご紹介します。

「クリック(決定)」はトラックパッドを”押し込む”

MacBookはWindows同様、親切なパソコンです。

電源ボタンはキーボードをよく見れば、キーボード右上に電源マークが書いてありますし、初めて使うときも電源ボタンを押して初回起動すればガイドに沿って設定を進めていくだけ。
トラックパッドもカーソルを移動させるだけの操作なら、Windowsと同じくクパッドを一本指でスクロールするだけです。

ですが、デフォルトの設定ではトラックパッドで何度タップしても「決定」はできません。

じつは、筆者は初めてMacを使うとき、ここでつまずき初期設定が進みませんでした。
Macはデフォルトではタップしても「決定」の操作にはなりません。「押し込む」(強めにクリックする)ように操作しなければならないのです。

MacBookのトラックパッドでの「決定」操作は、デフォルトの設定で”タップ”ではなく”押し込む”(強めにクリックする)ようになっています。

MacBook初期設定ではその設定は変えられないので、そもそも「決定」のやり方がわからないので、設定が進められないということもしばしばあるようです。

マウスを使用しないでトラックパッドをメインで使用するなら、「押し込む」操作が意外と面倒なこともあります。

その操作に違和感がある人は、設定を変更することもできます。

初期設定が終わったあとであれば、「設定」>「トラックパッド」>「ポイントとクリック」で「タップでクリック」にチェックを入れると”タップ”で「決定」することができます。

スクロールは二本指を左右に”滑らせる”

画面をスクロールしたいときは、トラックパッドに二本指を置いて、前後左右に滑らせればOK。
iPhoneの滑らかな操作に慣れている人は、きっとこの操作性にも満足できそうです。

その他にも、画面の拡大縮小は二本指でピンチ、スマートズームは日本指で二回タップするだけ。

スマホの操作に慣れている人は、そのままの感覚で使えます。

また、ポイントとクリック、スクロールとズームなどの操作は「設定」>「トラックパッド」からそれぞれの項目を参照すれば、画像とともに確認できます。
設定は初めての人でも視覚的にわかりやすくなっているので、操作に迷うことも少ないでしょう。

ミッションコントロールを使いこなそう!

ありがたい機能が「ミッションコントロール」。
三本指で上にスワイプすると今使用しているアプリ画面が全て表示されます。

そして、さらにもう一つ嬉しい機能が「操作スペース」の追加機能。
つまり、デスクトップを複数作成できます。
これは、例えば仕事用とプライベートの操作スペースを分けたいときにとても便利!
さらに、その画面を切り替えるときは三本指を左右にスワイプするだけ。
一瞬で画面を切り替えられるので、操作が素早く完了できます。

MacBookではマウスいらず!

MacBookのトラックパッド操作は、iPhoneのなめらかな操作性が好きな人なら感激してしまう使用感。

デザインやイラストを描く人ならマウスは必須かもしれませんが、文章を書いたりネットサーフィンを楽しむ程度なら、トラックパッドのみで十分です。

MacBookの使い方で迷ったときは参考にしてみてくださいね。

中野友希(なかのゆき)

税理士補助や経理、職場の衛生管理者としてメンタルヘルスケアに取り組むなど、探求心旺盛な会社員時代を過ごす。出産後、楽しい物事を文章で伝えることに使命感を燃やしながら、フリーライターとして独立。ヘルスケア、ペット専門のオウンドメディアなどを中心に執筆中。