メールと並ぶ連絡ツールとして、すっかり定着したLINE。気軽に使えて便利なのですが、一つ注意したいことがあります。
それは、「トークのバックアップは自分で取る必要がある」ということ!
えっ、アカウントを引き継げば情報も引き継がれるんじゃないの?と思ったあなた。はい、その通りです。新しい端末でこれまでと同じアカウントを使えば、友だちやグループなどの基本的な情報は引き継ぐことができます。
*引き継ぐ方法などについては、こちらの記事「スマホの機種変更でもあわてない。LINEの履歴やスタンプを引き継ぐ方法」を参照してください
ではトークも自動的に引き継がれるのかと思いきや、そうではないのです。自分で保存しないと二度と見られなくなってしまいます。
それは困る~~!という場合は、急な故障や紛失に備えて、必要なトークを保存しておきましょう。ちなみに、テキストでバックアップする方法と、iTunesを使ってLINE上にバックアップする方法がありますが、後者は失敗する可能性もあり、公式でも推奨はしていないようです。
そこで今回は、簡単かつ失敗がない、テキストでのバックアップ方法を紹介したいと思います!
iPhone 5の例で説明します
トークをバックアップする方法
メインメニューの「トーク」をタップします。
保存したいトークのトークルームをタップします。
右上にある「V」マークをタップします。
「トーク設定」をタップします。
「トーク履歴を送信」をタップします。
「メールで送信」か「その他アプリ」をタップします。
ここでは最もシンプルな方法として「メールで送信」を選択します。
自分のメールアドレスなど、トークの送り先を入力して送信すれば、バックアップ作業は完了!
そのメールアドレスに、トークがテキスト形式で届いているはずです。
実はテキストで保存すると、のちのち便利
テキストでのバックアップなので、当然スタンプなどは保存されません。が、会話の内容は残るので、もし読み返したいトークがある場合は、これで充分かと思います。ちなみにグループでのトークも同じ方法で保存できます。
LINEのトークで語り合った内容を、後から参照したいことって意外にありますよね。たとえば、一緒にでかけた店の名前、相手の住所やメールアドレスなどなど(第三者に相手を紹介する場合などに必要になることがあるんですよね)。
そんなとき、LINEではトークのキーワード検索ができず不便なのですが、テキストで保存すれば、それが可能になります。つまり、データ管理という観点においては、便利になるとも言えるのです。
ちなみにワタシはテキストデータの送信先をEvernoteにしました。これなら、後からトークを検索するのも簡単なのでオススメです! Gmailのアドレスに送っておいて、「LINEトーク」などラベルを付けておくのもいいかもしれません。
残したいLINEのトークは、とりあえずテキストでバックアップ。忘れないでくださいね!